ここのところ、外部からのいわゆる「迷惑コメント」が続いているため、当分の間、やむを得ず「承認後に公開」とさせていただきます。ご容赦ください。
『捨て猫という名前の猫』(樋口有介/創元推理文庫 2012年3月16日 初版)。3月24日に読了。
<柚木草平>シリーズの第9弾。当然、既読本と思いながら「読書メーター」をチェックしてみたら「積読本」。そうか、それじゃ単行本で読んだのかもしれないなぁと読み進めたところ。
で、読み終えてみて。この展開、やっぱり再読。いったいどういうことか。
改めて、ブログ(アメブロ&ジュゲム)内を検索。2012年2月、単行本(東京創元社)を函館市中央図書館から借りていて、文庫判の本書は、同年9月、「西武旭川B館」9階の「三省堂書店旭川店」での購入だったことまでは判明したのだが・・・。
図書館から借りて単行本で読んでいたらしい2012年2月といえば、まもなく1度目の函館勤務を終えて、次の芦別へ転勤する直前の慌ただしい時期である。
たぶん、通常のように「読書メーター」に「感想」などを登録・投稿する余裕もないまま図書館に返却したのだろう。などと結論付けてみた次第。
個人的には、シリーズ中で1、2位を争う秀作だと思う。
『ねじり梅 ~花暦 居酒屋ぜんや~』(坂井希久子/ハルキ文庫 2022年11月18日第1刷発行)。3月18日に読了。
久々、JRにて「富良野~滝川~札幌~函館」間を2泊3日の小旅行。お福で正味12時間の乗車時間。車窓の景色を眺めながら読書三昧のひと時。
そんな、往路、「三省堂書店札幌店」にて補充の本書。復路、「滝川」で乗り継ぎ、富良野行き「普通列車」車中での読了だった。
『蓮の露 ~花暦 居酒屋ぜんや~』(坂井希久子/ハルキ文庫 2023年5月18日第1刷発行)。3月26日に読了。
本書を読み終え、巻末をよく見たら、収録5話のうち4話は『ランティエ』掲載作品(加筆修正)ではあるが、最後の1話は書き下ろし。
そうなると、仮に『ランティエ』を購読していても文庫版も買わなければ話が続かなくなってしまうのかぁ。
ふと、そんな些末なことに気が付いてしまった。