口と足で描いた絵ファンサイト参加中

今回、紹介しますのは、口と足で描く芸術家協会です。

両手の自由を失った障がいのある画家たちが口や足に

筆をとって描いた絵をもとに、グッズを作成、販売しております。

そして、その収益により、画家たちの自立を目指しています。

その方たちが描かれた絵はどれもとても心を動かすような

綺麗で、繊細な絵ばかりです。障がいがあることさえも

感じさせることがない、素晴らしい絵で、感動しました。



いっぴつせんと共にメッセージカードが同封されておりました。

バイオリンが描かれたメッセージカード、とても綺麗で

ずっと眺めていたくらいです。

こちらはメキシコのJ.Lトリセス・グチエレスさんが書かれた作品。



1つ1つをとっても綺麗ですよね。

こちらは、いっぴつせんの表紙です。



表紙をめくると、これまた綺麗なバラが描かれた便箋。



20枚めくると、黄色いバラの便箋が。



バラが生き生きとしていて、貰った方も思わず嬉しくなりますよね。

こちらのバラの絵を描いた方は、

大井手麻紀さんが、口に筆をとって描きました。

大井手さんは出生時に脳性小児マヒにかかり、

上下肢と声帯にマヒが残っています。
幼少時は訓練して手に鉛筆を持って書けるようになりましたが、

小学3年生から緊張と不随意運動がひどくなったため、口で書き始めました。

友人や弟と一緒に絵を描くようになり、

養護学校卒業後に絵画教室に通いました。

絵が生きがいで、ずっと勉強できて良かったと言います。

バラの絵を描いた時の気持ちをご紹介します。

「絵を描くとき、最初にでき上がりのイメージをします。

今回は、そのイメージに近いものに仕上がりました」

― 大井手 麻紀 ―

見る人、貰う人の心を動かすことが出来る、そんな

絵が描けることが素晴らしいなと純粋に思いました。

疎遠になっている人や最近会っていない人などに

いっぴつせんを使って連絡を取ってみたいです。

このほかにも口と足で描く芸術家協会には、ポストカードや

図書カード、カレンダー、文房具などたくさん販売しているので、

気になる方は、見てみてくださいね。

手と口で描く作品ネットショップ