♪アートアワードトーキョー 丸の内 2009 レビュー/3/3


藤井実佳さん





この作品も上手かったです!
好きですw

小澤啓さん



古川紗帆さん







小左誠一郎さん




赤坂有芽さん



竹元彰吾さん





カール・ランダールさん



wat(南川憲二+増井宏文)さん










グランプリ作品!
現代美術のルールをつかって、
美術マニアの身体の機能と反応にウケるコンセプトかなって。
こーいうのは、マニア好みかなって思うなw
コンセプトのアイディア用紙に、
川俣正や、motなんてプリントされてるのも憎いなw
作品は、家がテーマで、うまい棒の壁を1000本以上つかってるのかな?
オレンジ色のやつ。
と、グランドの真ん中に風呂を入れたり、
ヘリをチャーターして、
家にある蛍光灯をぶら下げて飛ばしたりなリアルな伏線で、
土の見える空き地に家を埋めるアイディア帳に書かれたネタが、
リアルに埋まって思える歯がゆい感覚が上手いなって。
でも~。センスの分かる人が見なければ、ドンズベリかもな~。
でも、現代美術の息吹が有るからこそ、アートなんだなって思います。

大西達朗さん







大きなキャンバスに、小指大の船が!
でも、ショーウインドーの距離が有るから、伝わりにくいかも。
実際には、10センチな距離で見て、遠近を楽しみむ作品だと思う。
それが有るからこそ、船の細密な作り込みが生きる思いました。

松田啓祐さん



これ、賞をとてたんだけど、
異物な感覚。
もったりとした、どっぷりとした匂いも感じる作品。

カレーの器に映像が映り込み、
モニターのアニメーションと対で見れる作品。
アニメーション綺麗でしたw
総評すると、念の籠る作品は無いかな~。
エネルギーを感じたのは、シュウ・ウエムラ賞を取った河野里沙さん。
黒い絵なのに、デカク見えたし、描く勢いや乗りが根本から違うかなって。
大成が分かるのは、小山登美夫賞を取った寺村利規さん。
コレからどんな進化するんでしょうね。ヤバいんじゃね!?
というか、あの絵は傑作だと思う。
好きなタイプは、高橋明也賞の神馬啓祐さん。
って感じかな。
その他にも素敵な作品はいっぱい有るけど、
特に最初の2人は、スターになれるかなって。
というか、京都造形大学レベル高い!!!
多くの作品で目立ってましたよ。
小山登美夫賞を取った寺村利規さんと、高橋明也賞の神馬啓祐さんもそうだし。
コンテンポラリーの絵が描きたいなら、教授が変わらなければ、
芸大よりセンス有るなって思いました。
あの血の滲むようなデッサンのお勉強ってどこへやらですね・・・
でも、予備校で天才言われる人は、尋常じゃない描写だけど、
そんな人に限って、大学入ったら、絵を描かない人多いし。
きっと、多浪で、悟っちゃってる思うけど、
見たものしか描けない病ってのも有るのかもな~。
なんてのも、考えものですね。
と言う事で、京都造形大学は、凄いです!!!
凄く気になります。





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