大学のOB 金子先輩に放香堂の東京営業所の方をご紹介いただいたのをご縁に、神戸・元町の放香堂珈琲を訪ねてきました。

天正年間に和束に畑を開き、天保年間よりお茶を商っている放香堂。
1867年に神戸港開港を機に商館をもち貿易をはじめて珈琲の輸入を始めました。
1874年には宇治茶の小売店をあけ、1876年には日本初の喫茶店 放香堂珈琲を開業しました。

当時は日本にはまだミルが伝わっていなかったこともあり、ひきやすい深煎りの豆を、薬研か臼でひいて、煮出して上澄みを飲んでいたようです。

当時の製法を再現したコーヒーを飲めると聞き、それは飲んでみたい!ということで、ゴールデンウイークで大混雑の神戸・元町商店街へ繰り出しました。

{38318479-C6BE-44C0-8A82-E6191A07F1EE}

店舗の右半分は放香堂本店。
夏日のような陽気も手伝い、新茶の試飲販売は人の群れ。

左側の一角が放香堂珈琲。

満席で5分ほど待ちました。並んでいる間にスタッフの方にお話を聞かせていただきました。

臼を引く動画↓です




コーヒー用に目を刻んだ臼を回して一杯づつ引いています。

豆をたくさんいれると粗く、少なくなると細かくひけて、それがミックスされることにより味がふくらみます。お抹茶と同じですね。

これをフレンチプレスでだしたのが、こちら!

{ABE064AF-503E-42CB-AEF6-6990687CCB46}

「麟太郎」。インド産の豆を使用。マイルドで爽やかな、わたしの好きなコーヒー♪



{E3CA9BFA-B4AB-4C8C-8C5D-BF57D9951CF0}

コーヒーをひきたてる小ぶりのケーキ。軽やかでほの甘くて、◎。

コーヒーとケーキで500円くらい。お値段も💮

新茶もいただいてスッキリしたところで、元町散策へ。このあたりを歩くのは阪神淡路大震災の直後に訪ねて以来。
ほんとうに復興したのですね。

{11E9C895-F1F0-49F0-9465-1C71B214DC97}


さらにポートアイランドのほうまできたのは、子どもの時以来。
人の多さに早々に退散。。

再び元町商店街をもどり、三宮へ。

{238549CD-CF18-44BC-BA1A-C05032DB7549}

福龍門で刀削麺をいただいて、神戸退散。

またきます!