日曜日は、福島の猫シェルター「動物救護隊にゃんだーガード」を訪ねてきました。
こちらは東日本大震災で被災地に取り残されたペットの救援保護活動、飼えなくなったペットの預かり、里親探しをしている団体です。
友人からご縁をもらったのがきっかけで、ねこを愛するものとして、またずっと気になっていた動物愛護活動に対して、何かできることがあるのか、どうすることがいいのか探るのが目的です。
この分野は、募金を募るだけで実態がなかったりするところもあると聞くので、やはり自分の目で見なくては、まずは現場へ足を運んで自分の目で見よう、そんな想いをもってやまびこに乗って一路郡山へ。
シェルターという響きに、狭いところにゲージとかでぎゅうぎゅうにねこが収容されていて衛生状態もよくないイメージがあって、正直ドキドキ。。
郡山の駅にお迎えにきてくださった代表のぶたまるさんの個性的なビジュアルにもドキドキ。笑
シェルターで最初に感じた違和感は、「臭いがしない」こと。
きれいそうなペットショップでもたいがい臭うのに、150匹も保護ねこがいるにも関わらず臭わないなんて!
ぶたまるさんに尋ねると、マーキングしたりウンチ直後とかでなければ、そして1番はストレスがかかっていなければ、臭わないそう!
なるほど。。。
(後ほど一部屋だけマーキング大好きなこのお部屋があってそこは臭いました)
ぶたまるさんとわずかなスタッフ+ボランティアさんで運営をしていて、一年中休むヒマがないそう。
ミスやウッカリが起きないよう、細かな工夫があちこちにこらされていました。
お水の分量がお皿に示してあったり、チェック表があったり。
きっとたくさんの失敗を含む経験を重ねて編み出したのだと思います。
すべては「ねこファースト」。
だから、譲渡会もこの地でのみ実施。
車で長距離移動させるとねこに強いストレスがかかってしまうからだとか。
ただたくさん預かっているだけ、それこそわたしのイメージ通りの狭いところにねこを詰め込んでいるようなシェルターが多いそうですが、ここではみんなのびのびいい環境で育てられています。
キャットウォークを張り巡らしてあったり、キャットタワーがあったり、ゲージも広々二階建てだったり。
なので、保護猫とは思えないほど毛並みがツヤツヤで、ふくよかで、穏やか。
人件費、物資、病気の子の治療費やTNR、、、月に200万円ほどかかるそう。
寄付金もありますが、足りない分は、持ち出しに。。
なんとかしなくては。。。
株式会社ねこぱんちとしては、PRまわりのお手伝いができるかなぁ、物資を提供してくれる企業さんや個人との橋渡しならできるかなぁ、などなど考えているところです。
ご興味をおもちいただける方がいましたら、こちらをご覧ください。
https://www.facebook.com/NyanderGuard/