ドラベ症候群から解放された少女

　本日は、CNNで放送された「WEED」という番組を紹介いたします。

　コロラドで、一人の少女が生後三か月の或る日、お風呂のあと、いきなり癲癇の症状に襲われます。当然病院で検査を受けますが、異常が見当たりませんでした。そして、二歳を過ぎた頃、ドラベ症候群の診断を受けます、難治性の重度の癲癇です。


Dravet（ドラベ）症候群について
http://www.meiji-seika-pharma.co.jp/dravet/
　乳児期に発熱により誘発され、特徴的なてんかん発作が生後1年以内の正常な乳児に発症し、1歳以降にはさらに様々な発作も付随して起きることが特徴です。




　三歳頃からの二年間、食事療法、鍼、強い薬といろいろ試します。しかし、効果が無かったばかりではなく、ある薬では死にかけたそうです。

　そして、シャーロットが五歳になった頃、初めて医療大麻を知ります。しかし、試すにあたっては、やはり親として五歳の娘にハイになって欲しくないというのが、親心です。
子供のうちにハイになる事を覚えても碌な事にはなりません。

　大麻は、気分をハイにする、精神活性成分THCと、薬効成分CBDの二つの要素で出来ています。なのでできるだけTHCの少ない大麻を探し始めます。




　ところが、傾向としてはTHCの成分が多いモノが現在の主流です。何故なら人はハイになるために吸います、そして、吸っていると耐性が出来てくるので、常用している人は、より強いものを求めるからです。だから中々見つかりませんでした。

　でも最終的に、インディスペンサリーというところで、CBDが21%、THCは1%以下という医療大麻を見つけます。ここの経営者がCBDの薬効成分を信じていたので、交配を重ねて薬効成分に突出した医療大麻を栽培する努力を行っていたからです。




　そして、生大麻から成分だけを取り出してもらい、スポイトで舌下に投与し試します、そしてその日、初めて発作が起こらない日が訪れます。


　シャーロット（癲癇症状）の事だけを、知りたい方は、1/6と5/6だけをご覧になれば分かります。医療大麻全般を知りたい方は通して見る事をお勧めします。他にはミオクローヌ横隔膜フラッター（横隔膜振戦）の患者の出演や、イスラエルの養護施設で認知症等に使われている様子等、医療に使用されている大麻の事実が収録されています。


横隔膜振戦の一例
http://www.hbrf.jp/journal/20-85.pdf
　横隔膜振戦は反復する、短い不随意な横隔膜の収縮を特徴とする、不随意運動である。このような横隔膜の不随意運動を呈する患者はしばしば息切れ、吸気時の喘鳴、心下部の拍動、そして腹壁の疼痛を訴えて来院する。




WEED - 日本語字幕付き (1/6)・改訂
http://youtu.be/cX9mbV_lJBY




WEED - 日本語字幕付き (2/6)
http://youtu.be/SS2Ak8ILqgY




WEED - 日本語字幕付き (3/6)
http://youtu.be/TRIGFVznxxk




WEED - 日本語字幕付き (4/6)
http://youtu.be/w2LyVYveQ2Y





WEED - 日本語字幕付き (5/6)・改訂
http://youtu.be/g4apaDdJ1hA




WEED - 日本語字幕付き (6/6)
http://youtu.be/AiXYYqj7ciQ



まだ医療大麻と出会う前のシャーロットです、自傷行為のため手に布を巻かれています。



医療大麻を使用し始めて一年経った頃です。



自転車に乗れるほど回復したそうです。



　知っている人は知っていますが、世界的に、何千年も人類に利用されていた大麻ですが、アメリカで、誰が何故「ダメ！ゼッタイ！」と言い出したのでしょうか？
それは連邦麻薬局長官 でした、いわゆるマッチポンプです。日本で神事に使われていた大麻を、日本人の大半が忌み嫌うようにした人物がハリー・J・アンスリンガーという人です。



http://youtu.be/aaOTAdp0TX8
ハリー・J・アンスリンガー登場は3：42より。

たったこれだけの理由で日本では、最高 懲役6年6月 罰金120万円です。
以下は、日本の厚労省は一切持っていない、医療大麻としての使われ方の資料です。



医療大麻
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%A4%A7%E9%BA%BB
　医療大麻または医療マリファナとは、大麻に含有される天然のTHCやその他のカンナビノイド成分や、それらに類似した構造を持つ合成カンナビノイドを利用した生薬療法である。現在、アメリカ合衆国17州、カナダ、イスラエル、ベルギー、オーストリア、オランダ、イギリス、スペイン、フィンランドなどで使われている。


◆大麻
働き：筋肉の緊張と痙攣を和らげる、大脳の鎮静作用。

薬用方法：ハーブ療法では、神経痛、痙攣性の咳、偏頭痛に処方。アメリカの医師はガン患者の化学療法によるむかつき、吐き気に処方する。中国では種を強壮剤、下剤、皮膚軟膏剤に使う（マール社「自然の薬箱」）


◆麻
アサの種は健康的で、すこやかな人の食べ物として優れている。胃にやさしく、胃の泡状粘液を少量取り去ってくれるので有益である。消化しやすく悪い気質を弱め、よい気質を強めてくれる。ただし、頭部に弱点があり脳がうつろな人がアサを食べると、その人の頭部に苦しみを与える。脳が充実して頭が健康な人には害にならない。思い病気にある人が食べると胃に少し苦痛が生じるが、それほど重くない病気の人なら食べても害にはならない。（聖ヒカルド「医学と自然」）



下山順一郎「生薬学」
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/837460/110
◆印度大麻草
1600年代初めてこれを薬用に供せり。
鎮静薬、催眠薬、喘息等に吸引する。
（下山順一郎「生薬学」1907年）



indispensary
http://indispensary.com/menu-medical-marijuana-colorado-springs-organic-cannabis.html
　コロラドで、シャーロットに使われている医療大麻を販売しているサイトです。
医療大麻には二種類あります。

◆サティバ ： 刺激がより強く 、食欲を刺激、うつ病、偏頭痛、痛みや吐き気を軽減します。

主に心と感情に効果
刺激
活力
陶酔

◆インディカ ： よりリラックスさせます 、不安、痛み、吐き気を減らし、食欲を刺激し、催眠、筋肉のけいれんや震えを軽減します。

主に肉体に影響
くつろがせる
痛み削減
食欲増進


　そして最後に、癲癇等で苦しんでいる方に朗報です。大麻報道センターでは、CBD製品の輸入に成功したようです。（モチロン合法的にです。）詳しくは下記へお問い合わせ下さい。


CBD製品について　2013-08-27
http://asayake.jp/modules/report/index.php?page=article&storyid=3154
　大麻報道センターとして、この製品の輸入販売を事業化計画中ですが、当面は米国在住の友人を介して個人輸入しますので、ご希望の方は、下記の内容を明記のうえ、メールでご連絡ください。







☆ポチッとお願いします。☆


☆ねこのお香やも、よろしくお願いします。☆