氣の吸入法 | チベット香【ねこのお香や】

氣の吸入法

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本日は「氣の吸入法」の紹介です。
現代の日本は、東電の放射能や、中国のPM2.5などが大気中を浮遊しているため、地域によっては行えませんが、清浄な地域にお住まいの方は是非試してみて下さい。



【深息法】
朝早くに起き、身を清め朝日に向かって深息する。まず西に向かって邪気を吐く。開け放した縁側に敷物を敷いて西向きにフウワリと正しく坐り、足の親指と親指を軽く重ね、膝頭を適宜に少し開き、左右の手で五指を組み合わせて股の上に安置し、肩を少しく揺り動かして全身中の何處にも少しも無理のない様に体を正しく落ち着け、然る後に西に向かって邪氣を吐くのであるが、これは胡坐でも差支えない。又立って行っても悪くは無いが、邪氣を吐くには先ず正坐が適してをる。


◆邪氣呼出法
邪氣とは炭酸ガスその他老廃の氣を総称したもので、寝ている間、肺を始め体内に沢山たまっている邪氣をまず吐き出してしまわねば、折角生氣を吸入してもいつまでたっても清新にはならない。

邪氣を吐くには、鼻から吸って口から吐くのが神伝の法則で、先ず口をすぼめて細く長く氣を吐き、吐くに従って鳩尾を窪めて段々腰を曲げ、腰を二つに折り曲げて腹部を圧し、よって全身の邪氣を吐きつくすのである。

吐き終われば、そろそろと腰を伸ばして起き上がるに従い鼻から少しづつ氣を吸い、又口をすぼめて細く長く吐くと共に鳩尾を窪めて腰を折り曲げること始めの如くする。

この邪氣呼出は五回繰り返せば大抵体内の邪氣を吐きつくすものだ。



◆正氣吸入法
日の出の時刻が最も良いが、午前八時までを朝の内として、これを許すことにする。

この正氣は生氣でもあり精氣でもあり清氣でもあり、又陽氣でもあり元氣でもあるから、「我は天地正大の氣を吸収して心身共に清浄なり、全身に元氣 ― 即ち氣を充満せしめる」と云う観念を以て呼吸せねば効用は幾分に薄いものだ。

又正氣は邪氣と反対に口から吸って鼻から吐くのである。

邪氣呼出を終われば坐の方向を変えて東又は南に向かい(四季により日の出の方向に従う)

まづ舌の先で口中を嘗め廻して水々したツバキを蓄え、口をすぼめてそろそろと細く長く太陽の光線と共に正氣を吸い込む。

その吸い込むに従って鳩尾を窪めて下腹部を膨らまし、(鳩尾に力の入らぬ様注意が肝要、然らざれば胃拡張その他の害がある)臍下丹田に氣の一杯充ちた所で、氣を吸いつつ腹を凹めて肩をあげ、肺の下部から腹部に充ちた氣を肩の下の肺尖(はいせん 肺臓の上部。肺が肩の方へのびている先端。)まで吸いあげる。

そこで一寸堪えてから、口中のツバキと共に氣をグッと胃の中に飲み込む。所謂氣を食うのである。

そうして口を塞いで暫く氣を胸に止め、次で氣をことごとく下腹部に復して鳩尾を少し凹め、氣を下腹部に止めること数秒にして、苦しくなると同時に静かに鼻より細く長く氣を吐き出すのである。(此の時も邪氣を吐き出す如く腰を折り曲げても宜しい。)

先の、氣を下腹部に止めることは、慣れるに従ひ段々その時間を延長するのが宜しい。が決して無理に我慢をするには及ばぬ。

この正氣吸入は普通には毎朝十回行えば宜しいが、初心者の閑のある者は二十回乃至三十回位づつ行うが宜しい。

(松本道別「霊学講座」)



くり返しになりますが、この行法は漫然と行っても、効果は薄いものです 必ず、氣(プラーナ)を意識して行った方が、効果があるようです。




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