皇室関係のスレの勢いがすごくて、読んでおいつくのが大変w
夕闇の迫りたる田に入りて 実りたる稲の根元に鎌をあてがう
これは、去年の歌会始めで陛下が詠まれたお歌
かなりゾクッっとくる凄みのある歌でいいなぁと思い、強く印象に残っている
「夕闇」とは当然ながら、高齢になられ生の終わりを意識された陛下の状況でしょう
「実りたる稲」とは、今まで陛下が日々積み重ねてきた実績、国民との信頼関係、そして皇后陛下との間で育んできた皇室とご家族を指しているように感じる
そして今、その実りを刈り取る時がきた、と
良いことも悪いことも、自分の人生の結果は自分の手で引き受ける
強い覚悟を感じさせる、底光りするカッコイイお歌だと思います
仕事でリアルタイムでは見られなかったけれど、今回放送された陛下のお言葉を読んで、このお歌のことが思い出された
今回の言葉を、皆さんはどう読むか、それぞれ解釈が違ってくるあたりが面白い
エヴァンゲリオンの死海文書みたいに、なかなか難解だけど、かえってそのことが論議を呼び、国民一人一人に考えさせる契機になっていくように感じます
私には少なくとも「生前退位」の話には聞こえなかったけれどwwましてや「皇太子に譲る」なんて言ってましたっけ?
NHK始め各局では、それを「にじませた」事になってるらしい
むしろ全文のどこにも「皇太子」の文字がないことの方が、はるかに重いんじゃないのかと私は思うのですがww
昭和天皇から引き継がれて、陛下が重ねてきた日々を、国民の一人として見てきたけれども、皇后様とともに、本当にお二人とも努力の人で、自然に頭が下がる
司馬遼太郎さんが、日本人の特質として「公」の意識が強いことを挙げていたけれど、天皇とは亡くなることでしか職を辞することが出来ない、常に国民のために祈り続けなければならない…
究極の「公務員」として、おそろしいほどの責務に耐えなければならない
そしてお二人が、それを立派に果たしてきたことは、皆が認め、だから尊敬され慕われている
今回のお言葉の中で、越し方を振り返り、陛下が新しい今の時代の皇室の姿を模索しながら、「全身全霊」で務めてきたという強烈な自負を感じた
何故これほどに陛下は、厳しく懸命に頑張られるのか
以前から思っていたけれど、やはり戦争体験がベースにあると思う
敗戦して、本当に昭和天皇は処刑され皇室は終わるかもしれない危機に立っていた
少年だった陛下が疎開先から戻られて、見た東京は焼け野原だった
マッカーサーが、命乞いもせずに国民を救うことを第一に願い出た昭和帝に感動し、占領政策として天皇制温存を決めたとも言われているけれど、とにかく奇跡的に皇室は存続した
陛下の中には、その生々しい記憶と危機感が常にリアルに生きていると感じる
陛下がこなしてきた仕事量、祭儀関係、外交関係、各地での国民との触れ合い励まし、大変なものだ
特に祭儀関係は、国民の目には触れないけれど、最古の伝統を受け継ぐ重みは計り知れないと思う
それほどに過酷な務めを、今の皇太子とその妃は、果たして受け継ぐことが出来るのか?
漏れ伝わってくる皇太子の健康状況も、病気を理由に公務も祭儀もせず、静養には莫大な費用をかけて出かけてゆく妃にも、その資格がないのではないか?
妃とその実家は、あまりにも黒い
ヤフーオークションで皇室の宝が売り払われた事件は、たどればどこへ行き着くのか…
このあたりのことは、すでに10年以上前から、2ちゃんねるで論議されてきた
今回の件は、緊張を増してきた中国からの圧力があり、その意をもとに国内の腐敗したネットワークが動いて、陛下と安倍首相の留守に仕掛けられたメディアクーデターではないだろうか
「早く皇太子に譲れ」「さっさと生前退位しろ」
皇太子が即位すれば、いいなりだからww思うように操れる
大規模に先行報道させて外堀を埋めまくってしまえば、こっちのものといったところだろう
陛下はその圧力に従ったように見せて、結局「皇太子に譲る」とは一言もおっしゃる事はなかった
それどころか「常に国民とともにあり続ける」「生涯天皇であることに変わりはありません」と言われている
そして「国民のために祈れたことは、幸せでした」とさえ…
このような方を天皇陛下と呼べることの幸せを思っている
メディアクーデターは失敗した
いよいよ事態が、煮詰まってきている
「鎌」が引かれるのは、近いと思う