私が中学生の時に読んだ本に、ライフツールと言うサバイバルグッズが紹介されていました。
それは一枚の金属(ステンレス)の板にいくつもの道具がついていて、これ一枚あればサバイバル出来るゼ!
見たいな内容だったと記憶しているんですが…
まぁ、その頃には既に冒険野郎マクガイバーがスイス系ツールナイフ(ビクトリノックスかウェンガー…どっちだろ)で、幾度の危機を乗り切っていくのに憧れていたんで、あまり興味が無かったんですが…
で、コレはそのレプリカ(ライフツールモドキ)ですね
後にサバイバル系グッズに嵌まり、オリジナルのサバイバルキットとかを作る際に購入した物…だったと記憶しています。シグナルミラー入れるならこっち入れとくべ?みたいな感じだったんじゃないかな・・・(割れないし、色々機能付いているしね)
オリジナルのライフツールはコレの他にバーニングレンズと言う、カード型のレンズと、革製のシース、生存術のメモ、みたいなのがセットでした。
今でも売っていて(ライフツールでググればアマゾンあたりで見つけられると思います)大体3千ちょっとくらいで買えるみたいですね。
確か当時は5,6千円位した記憶があるんですが…。
コレは、さかいやスポーツと言う水道橋あたりのアウトドアーショップで買った記憶があります。
確か、¥1500程度でした。
当時、ライフツールモドキは色々出ていたのですが、その中で一番出来が良く値段も安かった…記憶があります。
ライフツールで検索すると、TUGEグッズ(柘植久慶氏プロデュースのサバイバルグッズブランドでつ)でライフツールモドキが出てきますが。
えー…そっくりです。
たぶん同じ物でしょう(値段も同じくらいですし)
黒い合皮のシース(てかカバー)つきです。
ブレード部分は結構鋭利なんでカバー無しだと危ないです。
後、取説も付属します(画像に無いけど)
機能は
ナイフ(底辺に当たる部分ですね)
栓抜き(左上部にある四角い穴)
缶切り(左下角)
コンパス(上部中央あたりにある小さな穴に糸を通してつるして使います)
くぎ抜き(左上側面のV字のミゾです)
マイナスドライバー(左上角)
ヤスリ
7mm~14mmスパナ
鏡(裏面が鏡面仕上げになっている)
以上です。
で、使えるかどうか?ですが、ぱっと弄った感じだと…
ブレード部分…はマジで鋭利なんで切れないって事は無いと思います(使い易いか?はともかく)。
栓抜き、缶切り…ま、機能はするでしょう。
ヤスリ…一寸使えないかもしれません(だって爪とげないし…)
コンパスは…分かりません(今、手元にきちんとしたコンパス自体が無いので)
鏡としては映りが悪いので不十分ですが、シグナルミラーとしては使えるでしょう。
マイナスドライバー…ほんとーに大雑把な作業以外は無理でしょう。ネジまで届かないでしょうから…どっちかって言うとこじ開けたりする為に使う方が多いかも。
スパナは…コレがはめれて回すスペースがある場所なら回せない事は無いと思いますが…形的に一寸無理があり過ぎな気がします。
えーっと結論としては、素手よりは遥かにマシ。って感じでしょうw
ま、コレ持つならツールナイフ持つよ。ってのは正しい判断だと思います。
つーか、ぱっと見ではネタグッズですね。
けど…
ほんとタダの金属板。使いづらいことこの上ない。だからこそ、普段頻繁に出さないような場所にぺろってしまってずーーっと放置(保存?)して置けるのかもしれませんね。
もしかしたら…この使いづらい事がこのグッズのミソなのかもしれない(頻繁に使うものはどーしても取り出しちゃうからね)
なんて深読みしちゃったりなんかしちゃたりして。
コレを書きつつ思うのは、人間っていざって時に素手だとほんと何もできねぇんだなぁ…って事です。
だって、こんな(失礼)ネタグッズだって、あるのと無いのとで出来ることって全く違ってきますからねぇ。
まさに最後の切り札(ってか板)って感じの一品ですな。
でも、コレ実家から発掘してきて、ちょっと手元でいぢっていたら…
なーんかね、本家ツールナイフに凄く興味が出て来てるんですよねぇ…(まーそんなに違いは無いと思うけど、高いものでも無いし…)