佐野千遥博士の記事を以下に転載致します。

http://ameblo.jp/allahakbar231/entry-11950074265.html

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サリン攻撃に負げず10抜31日スミルノフ物理学講演会は大盛況でした!

ロシア科学アカデミー・スミルノフ物理学派論文審査員:ドクター佐野千遥


サリン攻撃にも拘わらず、10抜31日スミルノフ物理学講演会は満席となり、又充実した講演内容と質疑応答に付いても大盛況でした!

初めばらばらに揺れていたメトロノームが暫くすると全部揃ってゆれるようになる「同期現象」
http://buzzmag.jp/archives/13221 
これは、秩序は壊れて行く一方方向にしか進まないとする数学的に誤れる「エントロピー単調増大法則」を信奉する「正統派」現代物理学では、いくら膨大な確率計算をしても、乱れていたのが揃ってしまう「同期現象」の説明は完全に絶望的です。これに対し、全宇宙のS極単極磁力子はS極エーテル繊維で全て繋がっている(物体を成す全ての原子核の陽子(N-S-N)、中性子(S-N-S)、電子(S)、陽電子(N)のように陽子にはSが一つ、中性子にはSが2つ、電子にはSが1つ必ず含まれているS極磁気単極子が全宇宙規模で全てS極系エーテル繊維で繋がっている。)粒子・エーテル・モデルを持ったスミルノフ物理学にとっては、繋がった縄がメトロノームが逆向きに傾こうとすれば引っ張る事になりますから、「同期」するのは当たり前という事になります。

次に有名なコンプトン効果の実験の場合に、反射光が入射光の直角方向であると、又、粒子が跳ね飛ばされる方向がその反射光に垂直でると、光の入射方向と垂直方向の運動量成分のコンプトンの運動量保存則の実験式はテレポーテーション、テレパシーが起こる事を示している。ここで注意すべきは、スミルノフ物理学の正4面体座標から理論的に予想されたように、時間軸に垂直な方向にテレポーテーションが起こる点である。

これはコンプトン効果のようには衝突する片方が光でなくて、両方とも粒子で、弾性衝突する場合にも同様な運動量保存則の式が成り立つので、同じく時間が止まる事によるぶつけられた粒子のテレポーテーションと、無限大速度で時間が未来へ進んでしまい入力粒子の運動速度がゼロになる事を導く事が出来る。ここで注意すべきは、スミルノフ物理学の正4面体座標から理論的に予想されたように、時間軸に垂直な方向にテレポーテーションが起こる点である。

古代の巨石文化の現代のクレーン車でも全く持ち上がらない数百トンもある巨石が、圧電物質(ピエゾ物質)の石英で出来ていることに着目し、それが付近に雷が落ちた場合と、強力に上下方向に圧縮した場合に、ビーフェルト・ブラウン効果の反重力により持ち上がり中空に上昇し、次の瞬間、地磁気との関連でフレミングの左手の法則により発生した力の方向へ瞬間移動(テレポーテーション)が起こり得る事を、米軍研究所が導いたビーフェルト。ブラウン力の式を使って実数を使って計算して論証した。

又、グレベンイコフ博士が強誘電体かつ圧電物質である昆虫の殻を使って空中浮遊装置を作ったのだが、理論的にそれが有り得る事を計算を示して解説した。

これ等の計算は10月31日当日講演会に参加した方々に配布した文書にその詳細が載っているので、ご興味ある方々は、カタカムナ社HPに入って、資料請求して下さい。勿論、10月31日の講演のDVDが出来た時には、DVDも資料請求なさるる事をお勧めいたします。

われわれの理論は、ビーフェルト・ブラウン効果に圧電物質を組み合わせると、反重力が発生し、そこにフレミングの左手の法則で導かれる力の方向へテレポーテーションが起こる事を論証した。

ビーフェルト・ブラウン効果に圧電効果を組み合わせると、反重力が発生する事をヒットラーのナチス・ドイツの軍事研究所は掴んでいたために、第三帝国の空飛ぶ円盤戦闘機は米軍の戦闘機・爆撃機を遥かに凌いでいた。今日においても、ビーフェルト・ブラウン効果に圧電効果を組み合わせる事を知らない米軍研究所のステルス戦闘機・爆撃機はヒットラーの空飛ぶ円盤に劣っている。

テレポーテーションを既に実現していると宣伝をしつつも、米軍研究所はビーフェルト・ブラウン効果をテスラ・コイルとしか組み合わせる事を知らない為、テレポーテーションを現状では全く制御出来ていない。その結果、アラスカに於いて、ステルスF-22が忽然と姿を消した理由が全く分からないでいる。スミルノフ物理学に基づいて述べるなら、実はこれは鉛直上昇方向に垂直な水平方向へのテレポーテーションが起こったためである。これは米軍研究所が実はテレポーテーションについて今未だ全くの暗中模索の状態に有る事を意味する。つまり米軍研究所によるテレポーテーションを既に実現しているなる言はデマ宣伝である。テレポーテーションの宣伝がデマであるから、当然米軍研究所によるタイムマシンを既に作ったという宣伝も他国を威嚇する為だけのデマ宣伝である。

誘電方向を反転させて設置する仕組みを、自然に存在する圧電物質(ピエゾ効果物質)を使って実現する事により、負の誘電率を実現出来る事に私・佐野千遥は気が付いた。コンデンサーが外から掛ける電場が、通常コンデンサーの極板間の空間に置かれた物質の陽極に接する面にマナスの静電荷を、陰極に接する面にプラスの静電荷を誘電が引き起こすのに逆らって、コンデンサーの極板間の空間に圧電物質を置き、その圧電物質を両側の極板の方向から圧縮して、陽極板の側にマイナスの静電荷、陰極板の側にプラスの静電荷を生ぜしめると、このピエゾ物質は負の誘電率を持つ事と成る[註2]。

負の誘電率という事は、反射率100%[註]となり、その圧電効果の物質の辺りは光で包まれて見えなくなる。この写真がグレベンイコフ博士が地上数メートル上昇した後、地上15メートル辺りの画像としてyoutubeに掲載されている。また、圧電効果を使って負の誘電率を実現する理論と方法論を知らなかったニコラ・テスラのフィラデルフィア実験の当初の目的は、テスラ・コイルによる可視光線の周波数帯(可視光線の周波数帯だけでは金属は負の誘電率を持つ)に迫る程の超高周波の猛烈な電場を軍艦の船体に掛けることにより、可視光線周波数帯域において負の誘電率を示す筈の船体の金属を負に誘電させれば、反射率が100%になり船体を見えなくさせる事が出来る筈であるという所に有った。

ところが、あに測らんや、船体は船底まで見えるような位置まで宙に持ち上がり(つまり反重力!)、青白い光る靄に包まれて隠れてしまい(反射率100%なのだから、これ自体は予期した事)、次の瞬間に完全にその場から消えてしまい、瞬間後にはフィラデルフィアから2500キロ離れたノーフォークへ移動していた(テレポーテーション)。これは船体を負の誘電率として見えなくする事を狙った実験であったが、実は軍艦エルドリッジの乗組員の身体の圧電物質であるコラーゲンが外から掛けた巨大な電場に反応して、負の誘電率となり、ビーフェルト・ブラウン効果により鉛直方向へ反重力で持ち上がり、次の瞬間、反重力の運動方向に丁度直角の方向へフレミングの左手の法則により生じた微々たる力により、瞬間移動「テレポーテーション」が起こった。フィラデルフィア実験の実験結果は、乗組員の身体が船体のと融合した惨憺たる状態で軍艦エルドリッジがフィラデルフィアから2500キロメートル離れたノーフォークで発見されているのである。

[註]:反射率 R = |{root(epsilon) – 1} / {root(epsilon) + 1}|
ここにepsilonは誘電率を意味し、今そのepsilonは負epsilon < 0 の値を持つ場合であるから epsilon = – a と置くと
R = |{root(– a) – 1} / {root(– a) + 1}| = |{root(a)*i – 1} / {root(a)*i + 1}|
= |{root(a)*i – 1}^2 / {root(a)*i + 1}{root(a)*i – 1} |
= |{– a + 1 – 2* root(a)*i} / {– a – 1}|
= |root[(– a + 1)^2 + {2* root(a)}^2] / (a + 1)|
= |root{a^2 – 2*a +1 + 4*a} / (a + 1)|
= |root(a^2 + 2*a +1) / (a + 1)|
= |root(a +1)^2 / (a + 1)|
= |(a + 1) / (a + 1)|
= 1
つまり100%の反射率となり外からの光は全て反射されて内部空間へは侵入せず、ピエゾ物質が占めるその空間は外から見ると光り輝く金属光沢を持った物のように見える。

[註2]:誘電率epsilonの物理単位は[m^(– 3) * kg^(– 1) * sec^4 * A^2]
であるから、負の質量 kg < 0 となれば、誘電率epsilonも負となる。mはエーテルの長さではなく、真空空間の距離だから符号は変化しない。実際、時間 sec < 0 となっているが偶数乗なので誘電率の符号には影響を与えない。

本論に戻ろう。ピエゾ物質を圧して帯電させ、外からの電場が普通に引き起こす帯電と逆向きにセットすれば負の誘電率が実現する。そして負の誘電率とは、その場に於いて負の質量が制するから生じている。高嶋康豪博士の微生物の複合発酵が何故放射性物質のセシウム、ストロンチウム等の除染ができるかというと、地表(温暖期はN系、プラス電荷系、寒冷期はS系、マイナス電荷系)の近くに集住する好気性菌(温暖期はN系、プラス電荷系、寒冷期はS系、マイナス電荷系)と、地下(温暖期はN系、プラス電荷系、寒冷期はS系、マイナス電荷系)に集住する嫌気性菌(温暖期はN系、プラス電荷系、寒冷期はS系、マイナス電荷系)が、地表と地下を電極板と見て、その間の地層空間に生息する好気性菌、嫌気性菌が生息する極板間の地層が重力による地圧によりピエゾ効果を生じて、負の誘電率となり、つまり負の質量が制する必要が生じ、菌の持つ酵素の結晶の正4面体構造の中にS極単極磁力子が強化されて集中する。

この結果、セシウム、ストロンチウムの原子核の陽子N-S-Nの1つのS極単極磁力子と中性子S-N-Sの2つの左巻きのS極単極磁力子の自転速度を、菌の酵素の正4面体中の電子を超えてむき出しになったS極単極磁力子が左巻き渦で自転を減速してばりばりと引き剥がし、陽子N-S-Nの2つのN極単極磁力子と中性子S-N-Sの1つの右巻きN極単極磁力子の自転速度を, 菌の酵素の正4面体中の電子を超えてむき出しになったS極単極磁力子の左巻き渦が光速度を超えて自転を無限大速度まで加速する為に、N極粒子質量がN極系エーテル繊維として全て放出されて消え去る。

このように、地層に生息する好気性菌と嫌気性菌の間の地層のピエゾ効果によって強化された酵素正4面体内単極磁力子が、ナノ空間内で核種変更または低温解体消滅をする傍ら、鉛直方向の僅かに潰れる運動の方向に垂直な方向に、解体途中物質がテレポーテーションで吹き飛ばされる事に依っても、放射能が消滅する。

又、話は変わるが、地球上で東から西に吹く貿易風、西から東に吹く偏西風、下降気流の高気圧、上昇気流の低気圧、雷等は、極板としての上空と、極板としての地表に接する空気の面との間の大気に加わる重力による圧縮、伸長のピエゾ効果とフレミングの左手の法則により説明が出来、世界の大陸の西海岸を温暖にする海流の暖流が西から東に向けて流れる理由も、極板としての海水の水面と極板としての海の底に接する水面の間の海水のピエゾ効果とフレミングの左手の法則により説明が付き、ケイ素を主体とした橄欖岩や石英からその主成分が成る高温のマグマや地熱とは、「正統派」現代地球物理学が主張するようには池中の放射性物質の熱核崩壊によるのではなく、地層が重力で圧縮されてケイ素を主体とした橄欖岩や石英で出来た地層がピエゾ効果で超高電圧となり、巨大な電力を発生させるから高温と成るのである。

従来の「正統派」現代物理学は分子とか原子とか核子とかミクロの粒子を基に蟻が地を這うような局所的論しか展開する事ができなかっただけでなく、逆にミクロの粒子を論じるから自分達の「物理学」は厳密科学であるかの偽りの装いを凝らしてきており、しかもその論が完全に根本的に誤っていた。我々は大局的な物理的構造と作動の仕組みとしての圧電効果、そして後に述べる圧磁効果なる負の誘電率、負の透磁率、負の質量を発生させる大局的物理法則が物理世界の至る所で働いている事を世界史上初めて発見した。

後に述べるようにキチン酸、キトサン、コラーゲン、DNA、セルロース等、生体のありとあらゆる組織が、圧電効果、圧磁効果を持つ物質であり、それ等が発生させる負の誘電率、負の透磁率、負の質量は、同じくイオンとイオンの局所的生化学反応にしか着目していない「正統派」現代西洋医学が完全な誤りであり、科学とすら言えない代物にしか過ぎない事が、ここに厳密科学的・物理学的に論証された。この医学についての詳細は次回のスミルノフ物理学講演会で、「ソマチット」を論じる際に展開する。また生命の発生に不可欠となる、時間の進み方と正負の方向の制御、エネルギーの創造と集中と分散、質量の創造と集中と分散を自由自在に制御できる物理的仕組みを、負の誘電率、負の透磁率、負の質量、負のエネルギーを創り出す圧電・圧磁気効果が提供する事も次回のスミルノフ物理学講演会で解説する。


ところで以下に述べる事は、スミルノフ物理学講演会で話したことではないのだが、スミルノフ物理学を講演する私に「緑龍会」なる団体が注意を向けているようなので、言及する。

先にも述べたように、私の反重力の物理学理論は偶然ではあるが、ナチス・ドイツのUFO研究班の見解に酷似している。そのナチス・ドイツのUFO戦闘機は米軍に遥かに勝っていたのみならず、現在においても米軍に優っている(前回ブログ「10月31日(金)午後7時水道橋で<スミルノフ物理学講演会>!私・佐野千遥が詳細なLecture」http://ameblo.jp/allahakbar231/entry-11943976769.html の終わりの方の第二次世界大戦中に米軍機がナチスの恐るべきUFO戦闘機に撃墜されたヘラルド・トリビュン誌等の記事を御参照下さい。)。なぜなら、テスラ・コイル一本やりの米軍は今日に至るもピエゾ効果と反重力との関係に気付いておらず、ナチスは第2次世界大戦時にすでに気付いていたからであり、また私も気付いている。

「緑龍会」とは戦前に於いて、その会員となったハウスホファーを使ってヒットラーにフリーメーソン等ユダヤ人「闇の権力」との対決の必要を教育した組織であるという。

ヒットラーが戦争末期にドイツ国内向けに流した演説の中、「ヒットラーの予言」と呼ばれるものを引用しよう。これはヒットラーが居たベルリンに向けて米軍が40万人、ソ連軍が120万人迫りつつありベルリンに対する空襲が為されていた最中の爆音で途絶え途絶えになったヒットラーの演説の音声を再現して文にして表記したものである。

「国民諸君、同志諸君、最後まで戦い続ける諸君に敬意を表する。すでに戦況は……私はベルリンと運命をともに……しかしナチスは不滅である……たとえ米ソがいったんは勝つように見えようとも……。
そうなのだ、それは砂の上の勝利だ。彼らは世界の真の支配者ではないからだ。彼らの背後で操る者……ユダヤ……イスラエル……世界的なユダヤ国際資本……。
米ソは……おそらく1990年代ごろまで、対立と妥協を繰り返しつつ、世界を運営しようとする。しかししょせん……ヨーロッパと日本、東アジア、イスラム諸国、インド……いずれ世界は米ソの手に負えなくなる。そのときユダヤはみずから……に乗り出す。
あわれなアラブ4ヶ国……最終戦争。東西が激突するだろう。ユダヤはそれに勝って全世界……なぜならそれが彼らの『旧約聖書』の約束だからだ。黙っておけば必ずそうなる。しかし、私がそうはさせない。そのための手を、私は死ぬ前に打っておく。それが最後の秘儀である。それによって人類はわれわれを受け継ぐことになる。
<中略>
しかも見よ、...そのときラストバタリオンが現われる。ユダヤを倒す。...必ずだ。
それからが真の究極だ。真の終わりで真の始まり...
21世紀のその年に、人類の驚くべき究極の.....
ではそれを明かそう。諸君、それは...。」
ここで注意すべきは、イスラエル建国は1948年であるのに、1945年時点でヒットラーはイスラエルという国が戦後存在するようになる事を既に予知しており、そのイスラエルが世界を制覇しようとするであろうと予測しており、また米ソ二大覇者の時代が遣って来る事を予知しており、それが1990年辺りまで続く事、つまりソ連邦崩壊が1990年頃に(正確には1991年だったが)起こる事を予知している点である。

このヒットラーが「ユダヤはそれに勝って全世界... 黙っておけば必ずそうなる。しかし、私がそうはさせない。そのための手を、私は死ぬ前に打っておく。それが最後の秘儀である。」と述べている点は、先にも引用した米軍に遥かに勝るUFOの軍事技術を指して言っている可能性が高い点は想像に難くない。
そしてナチスのUFO軍事技術の中枢を今日押さえているのが、この私である。

ヒットラーは「そのときラストバタリオンが現われる。ユダヤを倒す。...必ずだ」と演説した。
私は21世紀の今日、私のスミルノフ物理学理論に基づく時間を制御する「反兵器」により、米軍、中共軍、イスラエル軍を無力化すると主張している。

つまり今日の「緑龍会」は私を、ヒットラーのイスラエルについての予言を実現する「ラストバタリオン」の理論指導者なのかどうなのか、を調べる目的で、私に接触を求めて来ている、という事なのであろうか...?

勿論、私は「ナチス」の「甦えり」を意図しない。「闇の権力」=国際帝国主義を打倒対象と考えるのみならず、ヒットラーとナチスを重大なファシストとして打倒対象と考えている。

[参考までに]第10章:佐野千遥の圧電体による反重力とテレポーテーションの理論的枠組みが、結果的にナチスのUFO研究班の残した実験結果とそれについての見解と酷似

参考までに以下を引用する。

ナチスの空飛ぶ円盤
http://inri.client.jp/hexagon/floorB1F_hss/b1fha777.html#03 
■■その1:「フーファイター」事件

●第二次世界大戦の末期、ドイツ上空に無気味な光を放つ小型の飛行物体が頻繁に出現した。
典型的な目撃ケースは、1944年11月23日午後10時すぎ、ドイツ、ライン川の上空で発生した事件である。
アメリカ第415野戦戦闘機中隊パイロットのエドワード・シュルター大尉は、編隊を組み、超スピードで飛行する8~10個の火球に遭遇した。さらに、同中隊は11月27日、また12月22日、24日と相次いで同様の火球を目撃した。

●この小型の物体は赤やオレンジ、白と様々に変光したり、突然消えたかと思うと現れたり、あるいはまたビーズ玉が空中にぶらさがっているかのごとく滞空したりした。
パイロットたちは、単体や集団で出現するこれらの怪物体を、ナチスが開発した「フーファイター」(炎の戦闘機)と呼んで恐れおののいたという。
 
 
 
↑第二次世界大戦の末期、ドイツ上空で連合軍のパイロットたちに頻繁に 
目撃された「フーファイター」(炎の戦闘機)と呼ばれる奇妙な光球の写真

ナチスが開発した「秘密兵器」だと噂され、兵士たちを恐れさせたという
 
●当初、アメリカ軍ではパイロットたちが長く続く戦闘で視神経をやられ、幻覚を見たのではないかと考えた。
が、同様の報告が1ヶ月以上にわたって数多く寄せられるにおよび、慎重に検討せざるをえなくなった。
そして、これはナチスの「秘密兵器」ではないかという結論に至ったという。あの「V兵器」を開発したナチスのことだから、当然ありうるだろうという判断だったという。

●事件をかぎつけたマスコミは、これを大々的に報じた。
例えばイギリスの『サウスウェールズ・アーガス』紙(1944年12月13日付)は、次のように記している。
「ドイツが秘密兵器を生みだした。これは明らかに防空上の兵器だ。クリスマスツリーに飾るミラーボールそっくりのこの兵器を、ドイツは単体もしくは集団で空中に浮遊させている。色は透明感のある銀色だ……」

一方、『ニューヨーク・ヘラルド・トリピューン』紙(1945年1月2日付)も
「この怪飛行物体はフーファイターと呼ばれており、ナチスがドイツ上空に出現させた新兵器だ」と報じた。
 
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■■その2:「青い煙」事件

●1945年3月、アメリカ軍の爆撃機12機がドイツ上空で撃墜された。しかし、普通の撃墜のされ方ではなかった。
元イタリア空軍技術情報部の責任者であったレナト・ヴェスコは、その著『インターセプト・バット ドント・シュート』の中でこの撃墜についてふれている。
「翼や方向舵のない円盤型のドイツ戦闘機が突然、アメリカの爆撃機に近づき、彼らの飛行路の前をものすごいスピードで通過した。
通過した時、それは『青い煙』を数度発射した。
数秒後、アメリカの爆撃機は火を噴き始め、次々と空中で爆発した。この時、ドイツの戦闘機はすでに地平線のかなたに消えていた。


転載以上