残りの人生、野良ネコになりたい。～ネコの気持ち。私の気持ち～

残りの人生、野良ネコになりたい。～ネコの気持ち。私の気持ち～

冬の寒さに耐えることができるだろうか。

どこで暖をとろうか。

雨風しのげるところはあるかな。

水はどこで飲もうかな。

餌をくれる人間はいるかな。

ネコ友達できるかな。

メスだと沢山子どもを産んで

子育て大変そうだからオスがいいな。

なぜ生きているのか…

生きている意味がない…

と考えることなく今日を

一生懸命生きていける。

汚いと言われたり、

笑われたり、

追い払われたりしても気にしない。

ただひたすら生きるだけ。

もし知らない土地にすてられたとしても、

最初はすごく不安だけれど

きっと生きていける。

まずは、雨風しのげる隠れる場所を

見つけよう。

人間の私がそうだったように、

孤独に寂しそうに歩いてる人、

泣いている人、

恋人同士が喧嘩して険悪なムード

になっていたら、

私がひょっこりあらわれ、

にゃーと挨拶したらみんな笑顔になるかな。

友達になってもいいよ。

車にひかれるかもしれない。

保健所につれて行かれ、

殺処分されるかもしれない。

動物実験されるかもしれない。

こわい。

苦しい。

でも私だけじゃないから。

無事に、自分の死を悟る日がきたなら

誰にも知られることなく

静かに息をひきとり土にかえりたい。

おわり。

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地獄の日々を体験してから、神はいないと思ったけど、やはりあの世があると信じたい。
殺処分された動物も、肉体だけの死であって魂は生きていると信じたい。
苦しかったけど、今は楽になったんだよねと思いたい。
きっと今ごろは、天国でおもいっきり駆け回って遊んでいる。
そして生まれ変わる時を待っている。
大好きな猫と犬だから
そう思わないとやっていけない。