歯が痛いと訴える息子を連れ、小児歯科に行ってきました。見たところ穴はあるけどそこまで酷くはなさそう(痛いのは気になるけど)、ということで、今日1日か、長くて2~3回の通院で終わると思っていました。

が。

甘かったです。レントゲンを撮って詳細に調べてもらったところが、大小あわせて6箇所も発見され(素人目には全然わからない)、しかもそのうち1つは神経にまで達していました!
うちの子はフロスも通りにくいほど歯間が狭いのですが、その密着した死角の部分から虫歯になり、そのまま歯の奥深くにトンネルが掘られてしまったとのこと。表面からはまったくわからないのですが、レントゲンを見て愕然。

先生いわく
「神経治療になるので歯を残したとしても長持ちしない。抜歯の可能性が高いですね」

ええ~~~~~っ・・・。(ショックのあまり言葉も出ず)

4歳にしてもう抜歯。奥歯を抜いたら噛み合わせが片方なくなるし、いろいろ成長や健康にも影響が出そう。同じところの永久歯が生えてくるのは10歳前後とのことだし、それまで歯がないのは親としてしのびない。。

「何とか残す方向でおねがいできませんか?」
「努力はしてみますが、状況によっては抜歯になりますので(念押し)」
「・・・ハイ・・・・・・」 


さらに、治療が必要な箇所を通院でちまちまやっていては子どもが歯医者嫌いになる恐れがあるのと、通常の麻酔では子どもにとって神経治療はちょっと厳しいというのがあって、全身麻酔での一括治療を勧められました。

4歳の子に全身麻酔って大丈夫なんだろうか???

とにかくショッキングな話の連続で冷静さを失いつつあった私。それもこれも監督者である母親の責任よね・・・と自己嫌悪に陥りながら、まずは気分を落ち着かせようと主人に相談の電話。主人も予想外の深刻な状況に絶句していましたが、医者の判断に任せるということで、全身麻酔治療をお願いすることにしました。

麻酔の専門医は他所から来て施術することになるので、その先生の都合もあわせて予約は3週間後となりました。ちなみに見積もり総額約3000ドル(24万円)です。(保険でカバーされる部分もありますが、超えた部分は自費。すご・・・。)

でも、お金よりも何よりも、子どもに虫歯を作ってしまったこと、4歳の若さで抜歯になるかもしれないこと、小さい身体に全身麻酔をして治療をするハメになったこと、もう悔やまれて悔やまれて仕方ありません。

ごめんね、Tylenol買ってなかったどころじゃなかったね。
もうちょっとしっかり歯の手入れと食生活の管理をしていれば・・・。

反省の傍ら、ちょこっとだけ腑に落ちないというか、秘かな恨み(?)が。

日本帰国時に検診してもらった実家近くの歯医者さん!2ヶ月前のあの時ちゃんと見つけてくれていたら、今頃抜歯まで悪化することはなかったのにっ!あの時点で絶対虫歯の初期段階にはなっていたはずですよっ! なんで見つけてくれなかったんですかーーー???


・・・失礼しました。文句を言っても始まりませんよね。私が一番悪いのは重々わかっています。甘いものを一緒に食べたし、歯磨きもフロスが面倒で使わなかったし、病気のときは歯磨きすらも手抜きになっていたし。(これだけ心当たりがあれば…

これからは甘いものやジュースは禁止です。大好きなイチゴのショートケーキは誕生日の日だけ買ってあげます。ママも、もうキミの目の前でお菓子は食べないようにします。(←本当に反省しているのか?)

つくづく、子育ての結果は自分にかえってくるという良い教訓となりました。
子どもには虫歯を作らないことが人生の目標だったのに・・・。ああ、ショック・・・。