ここベイエリアでは9月の下旬、日中30~35度という猛暑続き。かと思うと、さすがは砂漠気候。朝晩は長袖一枚では肌寒いくらい。しかも日中でもたまにふっと気温が下がる日もあり、そんなジェットコースター気候にやられたのか、息子が急に38.6度という熱を出しました。


あれは確か先週の水曜日。

お昼にプリスクールに迎えにいって、家に連れ帰ってきたらこの熱。道理で何だかフニャフニャしてると思った。

午後から日本語補習校がある日だったけど、「今日は休もうかー」とお布団の準備を始めたら、「イヤだ!絶対行く!」と頑なに拒否。


でも、だって熱あるのよ? アナタ病人よ??

(後でお世話が大変なのはこっちだし汗


そう思いながら必死に説得するも、息子は断固として譲らず。

仕方なく熱冷ましを飲ませて学校に送っていきました。

奇しくもこの日は保護者参観日。後ろで見ていたら「本当に熱あるのか?」と疑いたくなるほどの傍若無人な元気っぷり。結局先生方には最後まで変調を悟らせないまま笑顔で「さようなら」というド根性をみせました。


でも!

思ったとおり、帰りの車に乗った途端にエネルギー切れ。そのまま家でもぐったりと眠り続け、夜の8時には熱も39度を越してしまいました。


ほらー、やっぱりーーーーー!!!叫び


常備していた日本の熱冷ましがなくなってしまったので、こちらの強力な解熱剤「Tylenol」を飲ませようとしたところ、なんと対象年齢2~3歳ということに気づいて再びショック!そういえば買ったのはいつだったっけ・・・。

備えあればの逆典型です。うちの子は私に似て頑丈だからと油断しまくっていました。アメリカでは子どものいる家庭に「Tylenol」は常識中の常識なのに。

ああ、ダメ母・・・。


しかもこんなときに限って熱波がきていて部屋の中が暑い。息子はさらに高熱で苦しそう。身体のあちこちも痛いと訴えているし、熱痙攣も時々起こしてしまってこっちも軽くパニック。こんな熱も痙攣も初めてでした。


もう時間的にファミリードクターのオフィスは閉まっている。Urgent Care(予約ナシで行ける夜間診療の病院)に連れて行くべきか、子どもの発熱は珍しくないしこのままとりあえず朝まで様子を見るべきか。イオン飲料を飲ませながら保冷剤で身体を冷やし、夜中じゅうつきっきりの看護をして朝7時に体温を計ると39.7度!


記録更新&病院行き決定!


アメリカでは緊急でファミリードクターにかかる場合でも、予約がないと受け付けてもらえません。(前にアメリカの医療事情を知らなくて駆け込んだら「うちはウォークインじゃないんですよ」と怒られてしまいました)

早速予約の電話をして診察。原因はわからなかったものの、風邪かもしれないので抗生剤を処方してもらい、「Tylenol」よりちょっと強力な市販の解熱剤「Advil」も紹介してもらいました。


「Advil」、効き目抜群でした。抗生剤も効果があったのか、服薬して1日ですっかり元気になりました。


実はいきなりの高熱と節々の痛み、途中からインフルエンザではないかと疑っていました。だとしたら息子も大変だけど、私も妊婦でかなり危険。インフルエンザの予防接種(フルショット)は妊婦は13週以降推奨と言われていて、まだ受けていなかったのでした。とりあえず治ってよかった・・・。(早くフルショット受けとこう。今度こそは備えなければ!)