6/平和であることはとても難しい、銃痕の残るハンガリーの街角 | 谷根千の旅猫

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1989年ハンガリーで西ドイツへの亡命を求める

1000人の東ドイツ市民の集会が行われた。


この時、一斉に100人がそのまま西ドイツに亡命したことで

ベルリンの壁が崩壊へと向かった。


その時代の前には、

ハンガリーはソ連に支配される、共産国だった。


1953年にスターリンが没すると、

一党独裁政治への批判が高まり

大規模なデモへと発展。


ソ連がハンガリーへと進行し、民衆と戦闘が勃発。


2万人の死者、20万人もの難民が出た。


その時の戦闘の銃痕が、まだ、この街には残る。



1956年の革命と独立を忘れないための、壁。




そのハンガリーが、今、多くのシリア難民を拒絶し続ける



そして、もう一つの壁があったドイツでは、


メルケル首相が


「緊急事態に難民に優しくしたことを謝罪すべきだというなら、

それは私の国ではない」


と反論した。





そして、日本は、戦争を拒否する国をやめようとする決議が

今、通過する…。


「自国を守るのは当然。隣国の脅威に立ち向かうべき」

と街頭で答える人たちに、言いたい。


君たちは、平和であることが、どれだけ幸せか

全く、わかっていない。


一党独裁の脅威と狂気。


しかし、まだ、私たちは拒否する権利があるのだ。

その声が聞こえる。


絶対に、この事態を変えたい。

変えなければ。


山下実木


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