いつも飴なうなんかで遊んでいただいておりますお素敵サイト『狭間にある東屋』のゆるるく様のお話の続きをおねだりして書かせていただいちゃいました。
( ´ ▽ ` )ノ


の続きなものとなっております。
訪問の際はネチケットの遵守をお願いします。


では、光くんがなんだかさらにもっと不憫になっちゃった猫木の妄想駄文をどーぞ。
あ、関西弁がやたらと胡散臭くてごめんなさい。

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『彼女にもう一度、告白しに行ったら。』



太陽みたいに輝く笑顔、大好きだった彼女。
その彼女に告げられた衝撃。
天国から地獄に真っ逆さまに落ちた。


「キョーコちゃぁぁん………」
ぐずぐずと鼻がなる。
「元気だしや、リーダー。」
やっと大好きなキョーコちゃんと付き合えたのに、あっと言う間にふられてしまった俺を雄生と慎一が励まそうとしている。
でもそんな慰めも、テーブルに積まれた金缶コーラもお好みあんぱんも………俺の心を癒してやくれない。
だって………まだ、好きなんだ。
「あぁ、もう!湿っぽいな!そんな未練引っ張るくらいなら、もう一度アタックしてみたらどうや?」
「でも……キョーコちゃんには……好きなやつが」
隣の小学生が好きだって……なんだってそんなやつに彼女を………ぶわっと涙が滲む。
「それって、小学生やろ?そんなやつがキョーコちゃんを本当に幸せに出来るやろか?愛に年の差は関係ないって言うけど、女の花は以外と短いねんで?」
「それにリーダー童顔やん!キョーコちゃんだって、一度はOKしてくれたって事はちょっとはキョーコちゃんの好みのタイプやって事だからだって!!」
そうだよな………小学生なんて流行りのゲームとか駄菓子屋のお菓子なんかに夢中な年頃やもんな………そんなやつより俺の方が、まだっ!!
あの時はショックで思わず応援しちゃったけど、やっぱり俺まだキョーコちゃんのことが好きだ!!
「雄生、慎一……俺、もう一回キョーコちゃんに告白してくるっ!!」
俺はそう宣言して、目の前の金缶コーラを飲み干した。




一度だけ、デートの帰り離れたくなくて送らせてもらったキョーコちゃんの家。
その途中にある小さな公園の片隅。
そこで、俺は見てしまった………


すっぽりの細身の彼女を抱きしめて、キスをしている。
それは……どう見ても触れ合うだけの軽いものじゃなくて、生々しい音さえ聞こえてきそうなくらい深いくちづけ。
頬を赤く染めてうっとりした表情の………キョーコちゃん。
立っていられなくなったのか、カクッと力が抜けた彼女をゆうゆうと抱きしめて
「蓮くん……どこでこんな……大人のキス………覚えてきたの?」
目もとを赤く染めた色っぽいキョーコちゃんが拗ねたみたいに聞いてる。
「男の参考書。だって………はやく大人にならないとキョーコさん、また彼氏作っちゃうんでしょ?」
そうキョーコちゃんの耳に囁いてるそいつ………こっちが赤面しまいそうな色気を纏ったキョーコちゃんより10センチくらい背の高いそいつ。
俺を睨みつける威嚇の鋭い視線。




キョーコちゃん………君、子供好きなんかじゃないよ………。
だって、俺を睨むあの眼は奪われまいとする『男』の眼だよ。



力なく燃え尽きる俺の視界が揺らぐ。
キョーコちゃんを抱きしめているそいつは、壮絶に似合わない事に………………黒のランドセルを背負っていた。




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ランドセル蓮さんが書きたかったの。
( ´艸`)


↓拍手のキリ番っぽいのを叩いちゃった方は、なにやらリクエストしていただくと猫木が大喜利的にぽちぽちと何か書くやもしれませぬ。


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