吐き出して満足するはずだった恐ろしい妄想………意外と受け入れられてるみたいだし気になるって言ってくださる方もいたので、ちょっといろいろ考えて書いてみることにしてみました。




どえむ?で変な蓮さんでも大丈夫なひとは↓へ。






ほんとに大丈夫?
壁|д')





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もう、何も考えずにもっとずっと眠っていたかったのになぁ。



喉の渇きと軽い頭痛で目が覚めた。
ずしりと重たい頭とぎしぎし軋むみたいに疲れを詰め込んだ身体、沈み込むみたいにふかふかでやわらかな肌触りのいいシーツの上、見覚えのない天井を見上げていた。


なんか………いろいろあり過ぎて頭、痛い。
ここはどこだろう?まだあの黒い人の家?
そんな事を考えながらだるい身体を起こす。



広い大きなベッド、その足元にある黒い頭と背中を見つけて思わずギクリと身を竦ませた。
ぎしりと小さく軋むベッド。
その音にその黒髪がゆっくりとこちらを振り返る。



ぼさぼさと跳ねた髪とどこかぼんやりしたみたいな寝起きの顔。
「……どうした?」
はじめて見下ろしたそのひとはちょっと困ったみたいな不安げな表情で言ったの。
答えようとして息を吸い込むけど、からからに乾いた喉からは咳しか出てこなかった。
けほけほと咳こむ私を見上げた彼は、のっそりと立ち上がり部屋を出ていった。


すぐに帰って来た黒い人の片手にはミネラルウォーターのボトル。
「飲める?」
ベッドサイドの床にぺたりと座り込んでそのボトルの蓋を取り、差し出してくれた。
こくりと頷いてボトルから冷たい水を喉に流し込む。
満足して口からボトルを離すと大きな手がそれを、ベッドのサイドテーブルに置く。
喉の渇きが癒されると、どろりと重く睡魔がやって来るのを感じる。
「大丈夫だよ、おやすみ。」
低い声が聞こえる。
声のする方に視線を投げると、黒い人が小さく尋ねてきた。
「………なにもしないから、ここに居させて?」
コテンと首を傾げて。
まるで捨て犬みたいな顔で。
それだけ言うと私の返事も聞かずにそのままベッドに寄りかかるみたいに、その大きな身体を預ける。シーツに埋めた頭からすぅすぅと寝息が聞こえる。




その寝息に誘われるように、下がってくる瞼に逆らえずに私も柔らかなシーツに倒れ込む。




追いかけられてた時は、あんなに怖かったのに………
思えば、ここに連れて来る前も………最初に会ったあの時だって、助けてくれた………のよね?



女王様になってとか変な事ばっかり言ってたけど、もしかしたら、そんなに恐いひとじゃないのかな………





そんな事を考えながら目を閉じた。





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ちょっとづつ仲良くなってってくれたらいいのになぁ……と、どえむ寝かせてみた。
これで、変な言動しない!笑


この変な敦賀さんの設定をがんばって考えておりますが………変なのしか出てきません。(´Д` )
まぁ、もとより変な人設定で書き始めたからしょうがないやと、諦めようかと思います。





↓拍手のキリ番っぽいのを叩いちゃった方は、なにやらリクエストしていただくと猫木が大喜利的にぽちぽちと何か書くやもしれませぬ。


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