命の値段 | どんぐりと山猫通信

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山猫庵の居候「なつの」が発信する訳あり猫と人間の物語の始まり、始まり。

ゴロブンニャ。夏野ですにゃ。

明日、「たまみ」が退院する予定。

4/3から4/10までの入院、検査、加療費用は、35万円。

東京大学動物医療センターに支払わなくてはならない。

そして、今後投薬による治療しか命をつなげる方法はない。

「骨髄異形成症候群」というややこしい難病は、骨髄移植いう方法がない獣医学の世界では、

投薬しかない。投薬の費用は毎週10万円。月に40万以上かかる。


文京区で保護されたこの「たまみ」は、その地域ではもっとたくさんの猫が同じような病気になっている可能性がある。

猫を外に出している家の人は要注意だ。

さしさわりがあるので場所は公にできないが、たくさんの人が住む有名な地域だ。

しかも、経済的に裕福な地域だと思う。

血統のある猫も野良猫も同じ猫だから、同じ病気になるよ。

最初に見てもらったお医者さんからはこう言われた。

「たまみのような場合は、ペットショップで買ってきた猫なら東大の高度医療に行く場合が多い。(つまりそれなりにお金をかけられる。)どうするかは、飼い主次第。」

野良猫ならどうでもいいというのか。と大山猫は単純に思う。


できることはすべてする。

しかし、お金をどこまでかけることがベストなのか。

また、それしか方法がない獣医学の現状はどういうことなのか。

実際、明日35万円を支払うと、今年は「サスケ」「ジョバンニ」「愛」などの手術にそれなりに高額な費用がかかっている。保護主さんからも負担していただいているが、相応額を協会が負担している。

明日は、大山猫がいったん金融会社から借金をして支払うことになる。

そして、毎週10万円は今の協会の経済状況からはきつい。

助成金などないのが、動物愛護、動物保護団体の現状だ。


いい加減な経理をしている地域の動物愛護協会が適当に末端行政である区役所辺りから助成金をもらっていたりすることはあるらしいが、とにかく動物愛護協会と名のつくものは、いい加減だ。

動物の命を助けることもなく、ワンワンパトロールなどくだらないイベントなどに金を使っている。

どこの団体とは言わないが、多いようだ。


まあ、いいにゃ。

それでも山猫庵は自主財源にゃ。

命を救えるかどうかは、山猫庵を支えて下さる皆さんにかかっていにゃ。


薬がきれれば、四日で「たまみ」は死ぬ。

猫白血病、猫エイズ、MDSになってしまった猫はどうにもできないのか。

気持ちだけではどうにもならない。


このブログを読んでいる人が、少しでも協力をしてくれればありがたいにゃ。


山猫庵の口座は次にゃ。

三菱東京UFJ銀行 本郷支店 普通預金 0002155 一般社団法人東京動物環境支援協会

みずほ銀行 本郷支店 普通預金 2740399 一般社団法人東京動物環境支援協会

ゆうちょ銀行〇一八 普通預金6838998


命の値段なんて考えたくはないがにゃ。

病気になって、とくに血液の病気だと命の繋げるには、金もかかるにゃ。

お金のある人はいいにゃ。そうでない人は

とにかくこのような病気にかからないように気をつけることにゃ。

そして、外猫にえさやりだけしているゴミのような脳みそしかない人たち。

病気のことも心配して、ちゃんと責任をとりなさいにゃ。


命の重さをつくづく感じますにゃ。


よろしくお願いしますにゃ。

夏野でした。