週末に出掛けたテネシー&ケンタッキー。
まずはパルテノン神殿から。
ギリシャのパルテノン神殿を忠実に再現した、原寸大のレプリカです。
原寸大のものは世界でもここにしかないのだとか。
テネシー州ナッシュビルにあります。アトランタから4時間。
でも何故、こんなところにパルテノン神殿が??
って思いますよね
Wikiによると、
「1840年代に古代ギリシャ哲学やラテン語教育を取り入れる動きが高まり、1850年代までには
ナッシュビルが俗称として『南部のアテネ』と呼ばれるようになっていた。その影響下、州の100周年を
記念するにあたり1897年(一年遅れの催事)の万博開催の際の中心的建築物とする目的で
パルテノン神殿を建造した。」
のだそうです。
これが万博開催当時の写真。
当時は石膏・木・レンガで作られていたため、時間と共に崩れていったのを、
1925年にコンクリートで再建したのだそうです。
現在、内部は美術館として機能しています。
地下(1階?)はアメリカの画家の作品を中心とした展示スペース。
上に上がってびっくり~
仏像のようですが、1990年に再建された、「アテナ・パルテノスの像」だそうです・・・
8ポンドの金箔を使っているとか。 まぶしいっっっ
細部まで忠実に再現されているそうですよ。
高さ13メートル。 下から見上げるとかなりの迫力です
回廊にはギリシャ彫刻も展示されていました。
このパルテノン神殿があるのはセンテニアル公園という、フツーの公園です。
周りで犬が走り回っていたり、フリスビーやジョギングにいそしむ市民がいたり。
いつか行ってみたいと思っていたギリシャのパルテノン神殿。
とりあえずこれで行ったことにしよう。。
おまけ。
ナッシュビルに向かう途中に、サウス・ピッツバーグという街がありました。
ペンシルバニアのピッツバーグと何か関係があるのか?それともピッツバーグってドイツ語っぽいから
ドイツ系の移民が入ってきて同じような名前を付けたとか?と思いましたが、何のことはない、
元祖ピッツバーグのように鉄鋼業で繁栄することを願ってこの名前を付けたんだそうです。
ピッツバーグ(Pittsburgh)の名前の由来(Wikiより):
「ピッツバーグという地名は、フレンチ・インディアン戦争の際にこの地に建てられていたフランス軍の
デュケイン砦に進攻し、フランス軍を撤退に追い込んだイギリス軍のジョン・フォーブズ将軍が、
ウィリアム・ピット(大ピット)にちなんで1758年につけたものであった。フォーブスがスコットランド人であった
ことから、この地名のburghという部分はエディンバラと同様に、「バラ」と発音されることを意図したもので
あったと考えられている」
・・・・なーんだ、ぜんぜんドイツとは関係なかった
ほんとは「ピッツバラ」だったのね。