京都の老舗旅館◆晴鴨樓(せいこうろう)に宿泊 ←の続き⇒チェックアウト後⇒
清水五条のバス停から錦林車庫前行のバスに乗り終点で下車
地図を見てたので迷わず着きましたが 真如堂の裏手でわかりにくい場所にあるかも...
ご自宅の隣が能舞台で看板も何も出ていない能の公演宣伝ポスターだけが目印でしたが
『能舞台 松響閣』という所で能の体験をしました
靴を脱いで入ると能舞台が家の中に…圧巻 エアコンがきいて涼しかったです
能楽好きの母に合わせて体験を申し込んだわけですが
お稽古の最初に講師から能楽のイメージを聞かれて...
母は毎年斑鳩町の観月祭(←運営上昨年で終止符?したらしい...)に行っていたくらい
好きが前提で話すので、そう仰る方は珍しいですね~ と驚かれていましたが、、
大抵の方は『退屈で何を言っているのかわからない。』だそうです。←私もそっち派!! 同意見
能の声楽にあたる「謡(うたい)」のレッスン↑ キツかった~ 声が出ない しかも笑ける
お手本として講師さんが最初に一人で謡われて、天然のスピーカーってやつ?
天井や壁が揺れてるみたいに響いて あっけにとられました
能楽は3音階しか使っていないから難しくないそうで 西洋歌劇の方がよっぽど難しいとか。。
日本最古の演劇 しかも発祥は奈良 (母は知っていたけど私はそれすら知らなかった~
観阿弥?世阿弥?が美男美女集団で
金閣寺を建てた足利義満がその集団を気に入って京都へ呼んで
いろいろアレンジして今の能楽に至っているとか? ←ウロ覚えです...
ブログに書ききれないほどウンチクを聞きながら 舞台の上に立ち
舞扇をお借りして立ち方である「構え」、扇を差し出しつつ足を運ぶ「差し込み」を体験
最後に能装束を着付けていただきました(ペアなので男役と女役の1着づつ)
能舞台の2階は衣装室で約1,500?点もの着物があるそうで 全て西陣織
伝統芸能の世界の人ってカネモですネ~ 自宅前に2台の車が置いてありましたがイィ車でした☆
本来は3人で着付けるくらい複雑なので、体験では講師さん一人なので私服の上から省略式
高価な着物ほど重いというけど全模様が織られていたので1枚羽織でも重たい
衿を広げて壺めるようなカタチで私は女役・母が男役になりました
男役の装束の方が複雑で 手が空いてた私も着付のお手伝いをしたくらいです=
私より体重25kg増しの母、、お相撲さんみたいにボリューミー ←そのDNAは受け継がへんから~笑
男役装束は変型できる着方があるそうで、片腕だけを出し
袖をくるくる巻いて腰に差し込むという着方
能面は用意されていなくて、滋賀県で体験したのでどっちでもよかったです=
あの時は消毒とか置いてあり繰り返しつけるには不衛生なのかも? →能舞館で能面体験♪
約60分のはずの稽古が カメラのメモリーを見ると90分になってましたが
最後の最後に母が謡に合わせてみたいとリクエストしたので即興で舞いを見よう見まね↑↑
動きながら撮ってくれました(トリミング加工してますが2人全体で写してもらっています
能の立ち方の「構え」は、着物を着た時にキレイに見える姿勢であることも教わったし
なんだかんだで能に詳しくない私でも楽しめました~
◆松響閣に直接申し込むと料金が高いと言われていたので
asoview!(アソビュー)というサイトからお申し込み↓↓
http://www.asoview.com/act/noh/kyoto/are0262300/pln3000002186/