9月半ばに行った造影CTの検査結果について。

現在ある5カ所の転移のうち4カ所が増大傾向にあります。
(なぜか一カ所だけ落ち着いているのが却って不思議)
夫が居たので先生はかなり言葉を濁していましたが、
どうも縦郭リンパ周辺にさらにちょっと散っているみたいです。
ただ、「急激な増悪ではない」としきりに言っていました。

右肺に胸水が少し溜まっていました。
しかし、2週間以上も前の検査で「少し」です。
今はどうなのか?
主治医は「まだ少しなので抜けない、様子を見る」と言いますが、
何度も書くけどそれは2週間以上前の話で、今現在動悸、息切れ、咳、咳をしたときの肺の痛みがあると訴えているのに?

主治医の今後の治療方針は、
前回使っていたアブラキサンをもう少し続けてみる。というもの。
もう正直「少しでも効くと期待できる抗がん剤」が無い事と、アブラキサンは今までの抗がん剤より割と効きが良かった方だから。
ものすごく後ろ向きな治療選択・・・

今までこのブログでも書いて、私自身ちょっと期待を持っていたPD-1抗体薬の臨床試験の話をしました。
主治医は「一応スクリーニングしてみましょう」と。
期待して待っていると結局「過去に一度でも、ドセタキセルを使用または免疫治療をした場合は対象外」との回答。
はい、どちらもしています。(つか絶対知ってたよねこの結果。主治医)
来年あたりに始まるらしいPDL1抗体臨床試験に参加可能か聞くと、「まだ始まってもいないので詳細は知らない」で終了。
開始前はそういうの漏らしちゃいけないのかもしれないですけど、そっけなさに死にそうな気分になりました。
PD1抗体薬がさっさと認証されればいいけど、保険適用になると標準治療の壁にぶち当たって受ける事ができなさそうです。
ペプチドみたいに、治験、自由診療対象の方がずっと選択しやすい。あとはお金の問題ですが(どうも高いらしい?)。

それにしても検査と結果診察にあまり間をあけると、色々な事に疑心暗鬼になります。この結果報告に意味があるのかな?本当に勘弁してほしいな・・・

最近は、月に1回程度、放射線の先生の診察も受けています。
今回も行ってきました。
右腋窩リンパ節の腫瘍が一番大きいし、咳や右肺の痛みなど出てきているので、ここを放射線治療しないか?という話が出てきました。
もっともっと症状が悪化しないと対処治療はしてくれないと思っていたので二人ともびっくり!
夫は特に前回、放射線治療で楽になっているので"放射線至上主義"(笑)「したいです」と即答。
来週また主治医の診察があるので、この方向で治療したいと言うつもりです。
主治医は嫌うかもしれません。
複数の腫瘍があるというのに、局所治療してどうすると。
私も今まではそういう考えでしたが、どうせ効かない抗がん剤、効きもしないのに体力は確実に奪われていくし、もう正直沢山だと思ってしまいます。
まぁ、私がそう思っても仕方ないですが・・・全ては夫の気持ちです。
その夫が「放射線したい」なら、もうそれで良いと思うのです。

あとですね、やっとこ含有量の多いCBDオイルが届きました。
今日から量を調整しつつ始めました。
今回届いたCBDオイルは、オリーブ油とえごま油で割っているのでリノール酸が少なく、アレルギー体質の私も最近色々な物質に過敏反応をおこす夫にも優しいオイルです。
おとといまでしていたオイルは割油が100%ヘンプシードオイルだったせいか、どうもしんどかったんですよね。(オメガ3、6(リノール酸)が豊富で健康油と言われていますがリノール酸はアレルギー体質には辛いですね)
さあ、これがどう出るのか?
(割油以外の)ほとんどの成分がCBDなので、抗がん作用は正直厳しいですが、最近めっきり下がりつつあるQOLはなんとか上がってほしいと願っています。

このCBDオイルの効きをもっとダイレクトに感じる事が出来れば、夫の中でサンフランシスコも現実味を帯びてくるのではないかと密かな期待。
今は“夢物語”レベルなので(;一_一)