「食卓の放射能汚染から子どもを守るには」講演を聴いてきた | ねじまき猫のブログ

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阿智村新規就農研修編

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昨日は放射能測定伊那谷市民ネットワーク主催の上田昌文さん講演会「食卓の放射能汚染から子どもを守るには」を聴いてきました。
この地域に去年発足した市民団体「放射能測定伊那谷市民ネットワーク」
会員になれば食材の放射能測定を自分で持ち込んでできるという団体です。
名古屋や愛知では全く危機感の無い人が大多数なので、この意識の高さはすばらしい事だと思いました。
今のこの国の状態をちょっとでも分かろうとしている人なら分かると思うのですが
日本は前代未聞の状態であり政府も全く当てにならない状態であり
自分の身は自分で守っていくしかないのです。
その為に、積極的に情報を集めて積極的に関わって行くしかないのだと思っているのであります。



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昨日の講演の内容は、福島の原発の今とこれから、これからずっと付き合うことになる放射能とどう関わって行けばいいのか
ということで上田昌文さんに分かりやすく説明していただきました。
自分の為にも要約してまとめておきます。


これから、大切な事できる事。


・伊那谷にはまだ放射能は届いてはいないが徐々に移動してくる(台風などで)セシウムに注意する。
 ミニホットスポット(雨どいなど)の発見、除染。

・汚染汚泥、がれき、焼却灰の納得いく処分、移動を注視する。

・食品摂取による内部被ばくのリスクを低減しなければいけない。
 妊婦・子供・学校給食への制限をもっと厳しくする
 これから海産物への汚染はより厳しくなる、ストロンチウムが測定できておらず怖い。
 土から作物への放射能移行はきわめて少ない。
 森や山の中の降り注いだ放射能は消える事はないので注意(山でとれたきのこは危険)
 
・汚染、被ばく量の過小評価に気をつける。平均値で見てはならない、最大値でみる。

・原発からの放射能排出はほとんど無くなっているものの何らかの理由で排出される事もある(4号機は地震などで倒壊の危険大)海へはまだ汚染水が垂れ流されている。その新たに出てきた放射能の流れを注視する必要がある。

・チェルノブイリでは原発周辺地域の平均寿命が10歳以上下がるほどの影響があったが日本ではそこまでの現象は起きないだろうとの事です。
ただ、広く 長く 影響は続いて行くだろうとの事。
これから大切なのは、日々食べていく食材からの被ばくをどれくらい抑えていくかが大切

大人なら一日 10ベクレル
子供なら一日 2~3ベクレル

以内に抑えていけば安心だろう、これは気をつけていないと難しいレベルです。




まずは、知る事。そして危機感を持つ事。
このような講演会に参加できてよかったです。(100人以上の人が参加されていました)



では、また。