昭和元禄落語心中#12 | 相楽音依のゆーちゅーぶろぐ!

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無駄なことはひとつもない。過去を活かして情熱的に生きる!(・ω・*)中国語を勉強中で、中国語を使った日記動画をアップしています。

新番組が続々と始まっている今日この頃ですが

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

ごぶさたしております、相楽音依です(・ω・*)


最後の更新から早一ヶ月…

正直なところ、

ブログの存在自体を忘れた日も幾日かあったわたくしですが

なんとかパソコンちゃんがIDを覚えていてくだすって

ログインに成功しております!!

(大声で言えることではない…



さて、春アニメが始まりましたが

ようやく冬アニメを最終話近くまで

録画回収することができています。


いまさっき見たのは、始まって少ししてから

とても面白いよ!!すごくよくできてるよ!!

という、評判の良さから見始めた

『昭和元禄落語心中』の12話。


石田彰さん、山寺宏一さん演じる

ふたりの落語家を軸にストーリーが進んでいくのですが

12話…!!


恥ずかしながら、ちゃんと落語に触れたことがない、

落語をよく知らない者の、皮相浅薄な感想になりますが、

この物語の初期の初期から

声優さんてすごいなぁ、

本業ではないのに、まるでいつも落語をやっているかのようだ、

声だけ聴いていると落語でごはんを食べている人のようだと

石田さん、山寺さんの演技力に、今更ながら感服しておりました。


もちろん、動いているところは見えないので、

本物の落語ならではの所作の難しさはあるのでしょうが…



それにしても、12話です。


(ここからネタバレになる表現がありますので、

未視聴の方はご注意ください)




山寺宏一さん演じる助六の『芝浜』。

これが、とても素晴らしかった…

今までも、山寺さんすごいな~とは思っておりましたが

ぐらっと心を揺さぶられる落語でございました。


みよ吉にも、

「お前がいなきゃ(あの芝浜は)できなかった」

と言っていましたが、そのセリフがなくても

助六の『芝浜』から

みよ吉の存在の大きさ、影響力、

助六がみよ吉をどれだけ大切に想っているかが伝わってきていたので

その背景と『芝浜』の夫婦が重なって

助六の想いがひしひしと伝わる素晴らしい落語だったと思います。


(『芝浜』は夫婦の愛情を温かく描いた

人情物の演目として知られているようです。)


みよ吉と菊比古の逢瀬を

助六は最初から聞いていたんでしょうかね…


個人的には、菊さんはつっぱねるかと思っていたから

みよ吉を受け入れた(と、私には見えた)描写が

ちょっと意外で驚いてしまいました!


でもそれは、

久しぶりに再会したみよ吉に

衝動的に惑わされたのではなくて、


みよ吉と別れた日から

もしかしたら別れる前から、

わたしの想像以上に

菊さんにとってみよ吉は

大切な人だったのかもしれないと気づかされました。


そこからのあの展開は

あまりにドラマチックで、哀しくて…


やっと色々わかりかけることができたかもしれないのに、

これから変わっていけたかもしれないのに、、


遺される小夏のこと、


タイトルの『落語心中』という意味は

菊さんが落語と心中、

という意味がいちばん大きなところかなと

これまで見ていましたが

いろんな『心中』が掛かっているのかなぁと

やりきれない切なさが見ていて残りました。


13話は現代の話に戻ってくるのだと思いますが

(関智一さんが主役かと思って見始めた1話が懐かしい…!)

ここまでの話を見ていて

もっぺん1話から見直したいですね~~~!


弟子入りしてくる関さん(役名忘れちゃった…与…与太郎…?)、

なぜか菊さん(現代は菊さんという呼び名ではないですが)の家に

居候している小夏という女性…


1話の時点では、ただの気難しい老人だった菊さんを

初見とは違った感情で見てみたいです~~!!!



また、こんなに素晴らしいアニメを作ってくださってありがとう、

というきもちが、原作者様、制作者様に湧き出ております。

ありがとうの気持ちをこめてDVDを買いたいと思ったのは

初めてかもしれない…!


(ふだん、CDや漫画やDVDを買わない、

業界にお金を落とさないオタクなので…)




心を動かされるということは

じぶんにとって大切なことだと感じています。


それがなぜかは長くなるので

気が向いたらブログに書こうと思います…(笑)


心を動かされて、

それをだれかに伝える能力(あえて、能力とします)は

人としてではなく、

じぶんの仕事に、必要な技術です。


日ごろやっていないと育たない能力、技術だとも思っています。


訓練、訓練!

(・ω・*)


それでは、また…☆


ねいりー(・ω・*)