ヒノキの土埋木 -百年の目覚め-(後編) | 犬小屋ブログ「ばか犬と私」

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カッサン建築工房の公式ブログでしたが、今ではNHKラジオ「すっぴん!」や「ごごラジ」の投稿記録用ブログになっています。

前回のあらすじ


山の中で静かに眠っていたヒノキの枝を、

下の画像のように、無理矢理ひんむいてやったとさ。

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さてさて、土埋木となっていたヒノキを自宅へ持ち帰ってきました。

良く切れるノミでシャカシャカと削ってやると・・・


おおお! なんとも美しい木目が現われてまいりました!
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思わず頬ずりしたくなります。



左が削る前、右が削ったものです。
犬小屋ブログ「ばか犬と私」-ひのき比較



ちなみに、こちらは製材として出回っているヒノキです。
犬小屋ブログ「ばか犬と私」-ひのき製材
基本、真っ白ですが、木目はやや赤っぽいですね。

この赤っぽい部分が年輪で、長い年月をかけて鮮やかな赤に変化するのです。



断面を見てみましょう。


左が切ったばかりの枝。

右は土埋木の枝。
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画像だと分かりにくいのですが、

年輪の密度が全然違います。


径が違うので単純な比較はできませんが、

左の年輪の数は7つ。

右のは30以上ありました。




ごろうじろ! この密な年輪を!

って、画像が悪いので良く分かりませんね(謝)。
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今、このヒノキの土埋木の利用法を思案中です。

どなたか、良いアイデアがあれば教えてくださいな。



ヒノキの土埋木 -百年の目覚め-(前編)