博多ラーメン大好きな、ある芸能人が言っていました。
「博多ラーメンのニオイと、ゲロのニオイは紙一重だ」と。
そして、「クサければクサイほどウマイ」と。
なるほど、ニンニクしかり、ドリアンしかり、クサヤしかり、
ウマさのカテゴリとクサさのカテゴリは、大きくかぶっているのかもしれません。
ちなみに、私は納豆と足のニオイは同じだと思います。
さてさて、本日、知床羅臼に住む友人から日本郵便のエクスパックが届きました。
受け取った瞬間、かすかにアンモニア臭が鼻をつきました。
「新手の嫌がらせか?」
と一瞬不審に思いましたが、すぐにピンときました。
エクスパックの封を破ると、一気にニオイが部屋中に充満しました。
もう、私の顔はニコニコです。
はい。以前にも紹介したアイヌネギです。
北海道で今、旬の山菜です。
とにかくクサイ! クサイんだけどウマイ! でもクサイ。でもウマイ・・・
と、堂々巡りの思考におちいってしまうヤバイ山菜です。
どんなニオイがするのかというと、基本的にはニンニク系統です。
想像でレシピを申しますと、すり潰したニンニクに、3日くらい発酵させたオシッコをふりかけ、シナモンで香りを調えたら出来上がり、ってな感じです。
そんな強烈なアイヌネギですが、やっぱり食べてしまうんですね。
食べ方は、しょうゆ漬け、玉子とじ、炒め物、天ぷら、スパゲッティなどなど、なんでもOKです。
なんでもOKなんですが、なんでもクサくなります。
すでに私の口の中は、自分でも分かるくらいの異臭が充満しています。
が、真の恐怖は明日の朝です。
一晩かけて、胃の中で分解されたアイヌネギが、汚物のような異臭を放ちます。
分かりやすく言うと、「出るものと入る物が同じニオイ」になってしまうのです。
それにしても、今回のブログは汚い言葉ばかりですね。
申し訳ありません。
と言いながらも、明日も食べる事でしょう。