それはそれ。 その弐 | ネガティブを愛する生き方

それはそれ。 その弐

前回のつづき


人の目を気にして、目

「自分」のありのままの姿から、どんどん

遠ざかってしまう、良い子人格。


その、感性を打破するための

些細な行動。


先日、町内会の粗大ごみの回収がありました。瓶缶ごみ箱


そして年に一回、回収の手伝いが回ってきます。

公民館で、町内のみなさんが持ってくる粗大ゴミを受け取って、

種類ごとのカゴに仕分けるのです。


今の家に引っ越して、まだ3年の私は、

一番の新参者。


毎年、はりきって手伝いをしてました。腕。


しかし!


最近、娘が娘

「さみしい。1人にしないで」

という気持ちが強くなってきて、

夜、治療をしていても

横でお絵かきアートをしながら見ているといった状態。


嫁の帰りも遅いので、

なるべく傍にいるようにしているのです。


そして、ゴミ当番の朝も

「一人じゃ待てない~」

と、シクシク汗


そこで普通なら、

「すみません。

娘を一人にしたくないので、当番を休ませてください」

と言うのでしょうが、

良い子はそれが言えない。ガーン


「新参者のくせして、休むのか」

「決まりなんだから、やらなきゃ」

「町内会のみんなに、白い眼で見られる」


こんな思考が次から次へと湧いてきて、

「どうしよう、どうしよう」ショック!

と焦ったり、

「何でこんな時に、グズるんだ!」むっ

って、娘にイラついたり。


そんな自分に気がついて、

「バカ!良い子!」ドンッ

と、気合い一発。


「ここは、良い子打破の取り組みだ!」

と思い、休ませて欲しいと言うだけでなく、

言いに行った時に、自分の家の粗大ゴミ紙を出してくる宿題を

自分に出しました。


書いていて、

「そんなこと、たいした事ないじゃん」にひひ

という突っ込みが怖いのですが、

できないんです、良い子は。


「休ませてもらうんだから、ゴミを出すなんて‥」

「図々しい奴だと思われるんじゃないか‥」


いやいや、休ませてもらう事と、ゴミを出すことは別の事。

それはそれ、これはこれ。


いくぞ!


気合いを入れて、いざ公民館へ。sss


そこで、町一番の顔役にオヤジ

「今日、休ませてください」

と伝えました。


すると、

「○○さんも、今日休むんだよね~」

という返事。


「何だそれは!大変なんだから、手伝えよっていうこと?」

とも思って、一瞬ひるんだのですが、うっ

「これ、お願いします」

と、粗大ごみを渡して、

堂々とドキドキしながら帰ってきました。


たかが、こんなこと。


でも、自分にとってはチャレンジ。


些細なことに、全てが詰まってるんだ!!



人気ブログランキングへ    ぽちっとお願いします!





ネガティブを愛する生き方


『人格統合 VOL.1』

伊藤美海(著)



ネガティブを愛する生き方


『人格統合 VOL.2』

伊藤美海(著)




ネガティブを愛する生き方

『ネガティブを愛する生き方 ~光と闇の法則』

伊藤美海(著)