肥満やリバウンドには、脂肪細胞から分泌されるレプチンというホルモンが深く関与していることは、以前お話しました。  




では、飽和状態になったレプチンを適正に戻し、太らないようにするには、どうすればいいんでしょうか。



おさらいになりますが、


レプチンの分泌は、食事が始まって20~30分後から始まるんでしたね。



分泌が始まるとどうなるんでしたか?



「脳におなかいっぱいッス」というサインをだすんでしたね?



このサインがでるまでは、人は満腹感を感じにくいので、沢山食べれてしまいます。



つまり、レプチンが分泌される前に食事を終わらせてしまうような、早食いは、肥満の原因となります。





ゆっくりと味わいながら、食事をすることが大切ですし、太らないようにするには必要であり、今日からできる効果的なダイエットの一歩となります。



おいしいものをたんまり食べると血中のレプチン濃度があがります。


すると、次の日にはレプチンの感受性が鈍感になっているので、満腹感を得にくく、さらに味覚が鈍くなっています。



そうとは知らずにまた次の日も、モリモリ食べると、

前日以上に量を撮り過ぎてしまうことになり、肥満とバージンロードを歩いてしまいます。



おいしいものや、ごちそうを食べた翌日は、カロリーが少なめの粗食 にし食事量も減らし、一度レプチンの濃度を正常に戻しておく必要があります。



リバウンドを防ぐには急激に減量をしたり、断食を行うなど、極端なことをしないことです。



レプチンを正常に戻す有効な手段である運動をまずはちょこっと取り入れながら、少しずつレプチンの分泌が正常に戻るのを待ちつつ、ダイエットをしていくことが大切です。