大失敗を願ったわけではない | 諏訪ちえ:フラクタル心理学「行きたい方向へ、なりたいものへ」

諏訪ちえ:フラクタル心理学「行きたい方向へ、なりたいものへ」

人生は自分の潜在意識からつくられる。だから自分の潜在意識を何よりも深く理解しよう。フラクタル心理学は現れている現象から、正確に深く潜在意識を読み解くことができます。

こんにちは、フラクタル心理学講師の諏訪 智(ちえ)ですニコニコ



私たちはいつも過去の体験から『未来を予測』して生活する生き物です。




もしその未来が明るい展望であればストレスは少ないですが、その展望が怖いものだったら....




まだ起こっていない未来にビクビクしちゃいますねキョロキョロ
なにが起こるか、うっすら分かるから。




なぜ分かるのか。



それは、過去の体験からそう思うのではなく、自分がまたそれをつくりだすのを知っているからだと思うのです。




ひとつ例え話を。




その方はとても能力があり、若い頃から責任ある仕事を任される方でした。




しかし、ふと気づいたそうです。
『自分は昇進すると必ず大失敗をやらかしてしまう』と。




大失敗しても、その後も上の立場でしたので本当に能力が高いのだと思いますがニコニコ




そこで、大失敗を自分がわざわざ現実化させるとしたら何故なのだろうキョロキョロ....と見ていくと、




それを処理した後の感情がほしかったのだと気付きました。




その感情とは、
『あ〜、よくやった』
『ちゃんと対応した私なら認めてもらえる』


という安心感。これがほしかったんです。



ここが分かるのって大切。



思考(願い)が現実化する。というとまるで大失敗を願ったように思い、




当然「そんなこと願ってない!」と感じます。




願ったのは大失敗ではなく、「認めてもらえる安心感」なのです。その安心感と大失敗を対処することが、なぜか深層意識(潜在意識)でくっついているだけなのです。この『なぜか』の部分を解き明かしていくことが大切です。




・認めてもらえる安心感がほしくて大失敗を現実化
・かまってもらいたくて身体を不調にする
・頑張る自分を感じたくて火の車
・優越感を感じたくてまわりにトラブルをつくる


など、パターン化されたものを私たちはもっていたりします。




初級ではそれを見つけだして、解除していきます。




例の方も、もう大失敗を起こすことはないでしょう。なぜなら、大失敗を起こさなくても『認められている安心感』を得る方法を知ったから。



そして、大失敗に対処しなくても『認められている安心感』を感じられるからニコニコ




大失敗ではなく、大成功へ安心して進めますね。






今日はくつろぎの日ニコニコ
{9E650EBC-004A-40A6-B0DE-0242B29EDFAE}