『新刊:ヒックとドラゴンシリーズ最終巻‐最後の決闘』 | 翻訳家の毎日

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ついに「ヒックとドラゴン」シリーズが、この12巻をもって完結しました!

 

巻を追うごとに厚さが増し、最終巻はなんと上下に分かれた二冊セットです。

 

主人公のヒックは、勃発してしまった人類対ドラゴンの戦争を終わらせ、双方を助けることができるのか?

 

起承転結ならぬ起承転転転転転……結と、物語はどんでん返しの連続です。

 

ヒックファンの期待を裏切らない最後になっていると思います。

 

今回、シリーズ最後ということで、「あとがき」を書かせてもらいましたので、そちらも併せて読んでいただけると嬉しいです。

 

思えば、1巻が刊行されたのは2009年11月。同じ月に長女が生まれ、その3年後には次女が生まれました。

 

共訳パートナーも幼い息子くんを育てていました。

 

子育てと〆切に追われる日々は、もうとにかく必死必死

 

泣いた日もあった気がするけれど、つらかったことは都合よく忘れました。

 

家族をはじめたくさんの人に助けてもらい、小峰書店の素晴らしいチームヒックにめぐまれ、そして何より、最強で最高の共訳パートナーと支え合いながら仕事ができ……そんないいことばかりが心に残っています。

 

翻訳という作業はこれにて終了となりましたが、本は読まれ続けます。

 

毎年新たな読者を獲得し、末永く愛されるシリーズになりますように!

 

*****

 

共訳パートナーが写メを送ってくれました。

 

朝日新聞の一面を飾った広告と、アマゾンの売れ行きランキング。

 

 

 

なんと、『モモ』と『百万回生きたねこ』にはさまれています!

共訳者いわく、「奇跡のサンドイッチ」!(笑)