いつもご覧下さりありがとうございます。

 

前回の記事ではサードメディスンの

概要をまとめてみました。

 

今回は更に掘り下げてみたいと思います。



 

 

なぜ嗅覚で読み解くのが良いの?

ヒトの五感は

「視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚」

 

その中でも嗅覚と触覚は

ヒトの進化の中でも早期に発達した感覚です。

 

嗅覚は本能や記憶、情動(快・不快)を司る脳の部位へと繋がっています。

 

脳の構造上、嗅覚は人間特有の知能活動を介さず香りが認識されるようになっています。

 

 

つまり、嗅覚は先入観の影響を受けにくく

正確な判断がしやすいという事になります。

 

サードメディスンはこの嗅覚を用いて

心と身体を読み解くツールなのです。

 

 

 

香りの感じ方が変わる?

あなたはどんな香りが好きですか?
例えば香水はコレ!といったものが
思い浮かぶかもしれません。

それではこれが食べ物の匂いの場合。
 

例えば、焼肉や天ぷらの匂いが

ぷ~んと漂ってきたとします焼肉

 

そんな時、こう感じたりはしませんか?

 

空腹状態だと

「いい匂い、食べたーいニヤニヤ


満腹状態だと

「油っぽい匂い、気持ち悪ーいゲロー

 

 

つまりその香りに対し、嗅覚が

本能的に「快」か「不快」かを判断、

細胞がザワザワと反応するのです。

 

細胞ザワザワのイメージ...笑

 

同じ匂いなのに

感じ方が変わるって不思議ですねウインク

 

 

香りの好みに隠された背景

精油は化学物質の集合体です。

そして数々の薬理作用があります。

 

サードメディスンは

その精油の香りを用いて分析を行います。

以下、サードメディスンのHPからの抜粋です。

例えばリラックス作用のある香りを快と感じれば
「リラックスできていない」
神経強壮作用のある香りを快と感じれば
「気持ちが高まりにくい」
消化器系を活性化させる香り、
筋肉を弛緩させる香りなど
精油の薬理作用に対しての嗅覚の反応から
体質分析をしていきます。

 

これは良い匂いと感じる背景には

その薬理作用のあるモノを身体が求めている

という事にもなります。

 

サードメディスンは精油の薬理作用から

心と身体を読み解きます。

 

(軍場先生は、長年の臨床に基づき

サードメディスン理論を構築されました。)

 

 

今回は嗅覚と香りについてまとめてみました。

 

次の記事に続きます。

 

最後までお読み下さりありがとうございました。