2016年が終わる頃

 

妊娠検査薬で陽性反応の喜びもつかの間

 

それからしばらくして生理のような出血があり

念のため病院へ行くと

 

残念ながら胎嚢を作るまでの成長できず

化学流産との診断を受けました。

 

婦人科に行くのも初めてのことでした。

 

 

 

女性の先生は意外とサバサバしているとは

聞いていたものの、命が宿らなかったことに対して

ものすごくそっけなく 悲しい思いをしたのを覚えています。

 

 

 

化学流産は医学的には流産に入らないと提唱されている

こともあるようです。

 

 

 

ですが

 

 

 

 

 

女性にとっては

 

赤ちゃんが自分を母として選んでくれた喜びがあり

 

また失った悲しみは本当に大きなものです。

 

 

 

 

 

当時の私は、目が腫れるまで 毎日泣いていました。

 

 

 

 

 

家族にもすぐには打ち明けられず一人でその悲しみを

 

抱えることしかできませんでした。

 

 

 

 

 

心の学びをしていたものの

 

 

 

いつもの私はどうせ幸せにはなれないというところに

ずっといました。

 

 

 

パートナーとも当時、別の住まいだった為

すぐに会うこともできず、その悲しみに寄り添っては

もらえていない悲しみにも飲まれていました。

 

 

 

 

 

そんなあるとき

友人からの一通のメール。

 

 

 

 

 

その後1冊の本が届きました。

 

 

 

 

 

 

 

お空からお母さんを選んだ赤ちゃん。

 

神様は言いました。

「あのお母さんは頑張り屋さんだから

キミが行ったら力を使い切ってしまうかもしれないよ。」

 

それでも行きたい赤ちゃんに神様は言いました。

「お母さんが気づくことができれば喜びに、

お母さんが気づくことができなければ悲しみになってしまうかもしれない。」

「それでも行きたいかい?」

お母さんが

力を無くしちゃう時が来たらお空に帰ることを。

 

神様と約束して。

 

 

 

この絵本を読んで その時初めて

 

自分を責めていたけど

 

赤ちゃんが空に帰ることを決めたんだなと

 

感じたら 涙が止まらなくなって

 

でも、気持ちがとっても楽になったんです。

 

 

 

 

赤ちゃんができる喜びも失う悲しみも教えてくれました。

 

 

 

 

 

 

私を母として選び、この赤ちゃんが来てくれて

お空に帰っていった本当の目的のお話の続きがあります。

 

 

 

 

 

 

 

それはまた次回に、、。

 

 

 

 

 

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こちらの絵本の作者さん かわかみ せいじさんからの  あとがき より

 

この物語を書くきっかけになったのは

一人のお母さんへのメッセージでした。

 

いつも 明るい そのお母さんは

毎年 毎年 ある時期にとても悲しんでいたのです。

その時期は赤ちゃんがお空に帰った頃でした。

 

それで 元気を取り戻してもらおうと思い

物語風に書いたメッセージで送りました。

 

お一人のお母さんへのメッセージから

たくさんのお母さん お一人お一人へのメッセージに。

 

 

 

同じ想いをしている 女性たちに

一人でも多く メッセージが届きますように☆