お洗濯を習ったことはありますか? 洗濯洗剤の量の決め方 | ナチュラルクリーニング講師 本橋ひろえ

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ナチュラルクリーニング講師、本橋ひろえです。

お洗濯を習ったことはありますか?
私には「習った」という記憶はございません。
小6の娘の家庭科の教科書には
サラッと「洗濯」の項目がありました。
が、突っ込みどころ満載でした

お料理教室ほどにはお洗濯の講座はない!?と思います。
「お洗濯を習う」という機会はあまりないのかもしれませんね。
洗濯について2時間も語る、貴重な機会を与えられた私は
幸せ者ですハート
洗濯が大好き。洗濯を語る時間も大好きですハート




たいていの方は、習ったことはなくてもお洗濯できますよね?
どうやって覚えましたか?とお聞きすると多いお答えが
『洗濯機のいいなり』
というもの。
洗濯機が 洗濯物の重量を計り
洗濯機が 洗濯物の重量から水量を決め

洗濯機が 水量から洗剤量を指示する

というお洗濯ですね汗

果たして洗濯機の判断は正しいのでしょうか?
洗濯物の重量から割り出す洗剤量で良いのでしょうか??

食器洗いを考えたとき
どうやって洗剤量を決めますか?
洗濯と同様、重さからでしょうか??
お皿の重さを計って、水量と洗剤量を決めますか???

ナチュラルクリーニング講座を始めて10年になりますが
食器洗いの際の洗剤量を質問されることはまずありません。
それはきっと、お皿についた汚れの量や質を見極め
ご自身の経験から洗剤量を決めることができるからだと思います。

ところが洗濯だけは洗濯機に頼り
洗うものの重さから洗剤量を決めているという事実。

これで本当に汚れが落ちているのでしょうか?

またまた食器洗いに戻ります。

お皿についた汚れがお肉の脂なら
「冷たい水じゃ落ちないからお湯で洗おう」
という判断もすると思います。
水温も洗剤量も
汚れの量、質から決める
はずです。

洗濯も食器洗いとまったく同じです。
汚れの量、質から洗剤量を決めるべきです。
さらに水量も、すすぎの回数も、同様です。

まる洗濯の際の水量、洗剤量の割り出し方
まる汚れ落ちの見極め方
まる洗剤を増やす以外の汚れの落とし方
などが、上級洗濯編のテーマです。