与党は19日、社会保障制度改革国民会議の報告書を踏まえ、政府が改革の手順などを定めるプログラム法案の骨子案を了承した。骨子案では、介護保険制度の関連法案を2014年の通常国会に提出し、高所得者の自己負担引き上げなどを15年度をめどに実施する方針を明記。現行1割の70~74歳の医療費窓口負担は、14年度にも本来の2割に引き上げる可能性を示した。
 政府は21日の閣議で骨子を決定し、今秋の臨時国会に法案を提出する予定。(時事ドットコム)