社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)の介護給付費分科会は5日、2012年度の介護報酬改定に関する審議報告をまとめた。介護職員や看護師が24時間対応で高齢者宅を訪問する新サービスの報酬体系については、要介護度に応じた月額の定額制とすることを打ち出した。報酬の具体的な水準には言及しなかった。
 政府は年末の予算編成で、報酬全体の改定率を決定。これを受け、同分科会が来年1月に各サービスごとの報酬・基準を答申する予定。(時事通信)