出張から帰ってまいりました。
ペタ コメントお返し出来ず、ごめんなさいm(._.)m

昨日今日といい天気でしたね。
大好きな富士山が沢山見れて嬉しかったです。
安物のっていうか タダでもらった携帯の画像です。
綺麗に取れない・・画素数が低いらしい・・

今日は足柄インターでも激しく朝から砲撃や機関銃の音が
こだましていました。
富士の演習は最近多いようです。

$タンポポライオンのブログ-富士山

昨日、主張に出かける前に、妻の本棚から、小説を持って行きました。

「僕たちの戦争」という本です。

ドラマ化されていたようですが、ちょうど忙しく見れなかったので、
本を読んでみたかったのです。

$タンポポライオンのブログ-僕たちの戦争

$タンポポライオンのブログ-僕たちの戦争

読み終わっての感想ですが、いい本です。
これは是非 おススメしたい一冊です。

読みやすさ 分かりやすさにも充分気を使っている文章で、
夢中になって読みました。

内容は 現代の日本にいる普通の若者と、特攻隊の若者、
うり二つのこの若者が同時にタイムスリップして、
時代を入れ違ってしまうと言う設定です。

戦闘機訓練中に2001年911テロの時代にタイムスリップした吾一は、
そして彼と入れ違いに過去へ飛んだ健太の代わりに、
生活を始める。
今の日本の状況を見て、その変わりように、おののき、怒り、
悲しむが、健太の彼女と恋人の生活を始める。

特に女性の服装などに対しての驚きや、
広告代理店を皇国代理と勘違いしたり、そのギャップは、
面白いが、現代の状況を昔の人の目線で鋭く描写し
風刺している。


一方現代に生きるサーファーの若者、健太が
いきなり戦時中の昭和19年に。
その目に映る その時代をとてもよく表現していて、
私達にも当時の軍隊や人々の生活が、
どんな感じだったのか理解できました。

現代の生活から徐々に戦時中の軍の生活にも慣れていき、
文子と言う女性に恋心を抱くようになる。
神風特攻隊になり、その後人間魚雷回天に乗り込み
出撃していく。

とにかく 読んでいただきたい本です。
本大好きな妻も、戦争小説では3位以内に入る!
と言っていました。

特に現代社会の反省する部分がよく見えましたし、
現代と戦時中 たった65年前の出来事。
何か内容の濃い 戦争と言うものについて
深く考えさせられる本でした。


$タンポポライオンのブログ-回天

「回天 人間魚雷」 起死回生 天を回す
その様な願いで名前をつけられました。
神風と同じ意味合いなのでしょう。
愛する者 国を守る為に沢山の若者が乗り込んでいきました。

$タンポポライオンのブログ-桜花

「桜花」これも特攻用に開発された物。
私達にはこんな狂った物、と感じますが、
「僕たちの戦争」を読めば、当時の状況が、少し
理解できる気がします。

本の中でも、戦争は机に座ったまま、戦いもせず、
死にもしない人達が勝手に作るもの、と言っています。

下は 最近上映されています、「出口のない海」

これも 本か映画を見てみようと思います。
「人間魚雷 回天」を題材にした物のようです。

$タンポポライオンのブログ-出口の無い海



私達は戦争について もっと知るべきだと思います。

2度と武器を手に取らないように、

そして戦争に参加しないように。

人気ブログランキングへブログランキングブログランキング・にほんブログ村へ