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かちかちになったフランスパンを使って、フランスパンのパスタを作ってみました。
フライパンじゃなく、フランスパンね。
薄切り肉を炒めたように見えるのが全部フランスパン(バゲット)です。パンチェッタや玉ねぎの旨味を吸ったフランスパンは肉より旨いかも。
かちかちフランスパンは水で戻し、しっかり水分を絞っておいて、玉ねぎとパンチエッタを炒め、白ワインを加え、そこにフランスパンを加えてパスタに絡める感じ。
水で戻したフランスパンは「お麩」のような食感で、もっと香ばしくした感じでめちゃ美味しいのです。
考えればどちらも小麦グルテンだから当たり前だけど、実際にやってる人は少ないんじゃないかな?
ほんと、騙されたと思ってやってみたらヤミツキになること請け合いです。
ただし、もとのフランスパンが「ちゃんとした」フランスパンでないとダメ。
美味しいフランスパンは堅くなっても水で戻したり、パン粉にしたりして美味しく頂けるのです。
ルクルーゼを使ったパスタ。
キャベツ1/4をアンチョビとオイルで炒め、白ワインで蒸したところに硬めに茹でたパスタを投入。
ふとした思いつきで、そのまま少し蒸らして鍋ごとサーブしてみた。
フタを取ったらいい香りがふわっと広がって大成功だった。
こんな供し方はあまりないと思うのでパーティなんかだときっと楽しく盛り上がるはずです。
今回の失敗は写真を撮り忘れたこと。
この写真じゃ、あの美味しそうさは伝わらないのが残念です。
ああ、ほんとに残念。
セリが余っているので、ボンゴレ・ビアンコに合わせてみた。
あさりは多い方が旨いとばかりに1人250g以上使ってみたけど、小粒だったので貝殻だらけの結果に(笑)
でも、あさりのスープはとても美味しかったので、改めてリングイネを茹でて「おかわり」しました。
あさりのワイン蒸しを食べて、残りのスープにパンを浸して食べるより、パスタにしたほうがイイネ。
セリのワイルドさもいい感じでした。
昨年の今日、「これから1年かけてパスタの極意を見極める」と大見得を切って始めたパスタ修行ですが、なんとか目標の1年を迎えることができました。正確には数えてませんが、ほぼ280回パスタを作りました。
何事も数をこなすと少しは上手になるものですが、ぼくの場合はまだまだ・・・
最初の意気込みに比べて最後の方は慣れと惰性で作っていたので、極意はおろか、未だに失敗してしまう事もあります。
でも、パスタをほぼ毎日作る事は習慣化されて、日々の楽しみになっているので2年目に突入することにしました。1年じゃ解らなかったけど、2年やれば何か解るかもという期待をしつつ・・・
今日はお祝いと言うわけではないのですが、甘鯛のアクアパッツアのフジッリです。
甘鯛(ぐじ)の顔は不細工だけどかわいくて、美味しくて大好き。
仕上げにセリを加えて春らしさを演出。
そういうことで、2年目もほぼ毎日作ります!