団長ブログ「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」

元アトラクションプランナーにして、観光プロデューサー。そして現在は企画プロデュース集団「トコナツ歩兵団」を率いて様々なプロジェクトを仕掛ける団長/プロデューサー/プランナー/小説家・渡部祐介が、「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」する!


テーマ:

2018年度スタート!

春うらら。

というより既に初夏の香りさえ漂う今日この頃。

 

好評を博してきた熊本県山鹿市「山鹿あそび」VOL.2がいよいよ発売開始!

今回も売れるものから実験的な取り組みまで面白いラインナップを追加できた。

モデルは前回に引き続き、中島沙希ちゃん。

最近はファッション誌でも活躍中!

 

まずは先行発売した「岩原双子塚古墳・発掘カレー」。

VOL.1のワークショップで出ていたアイデアと鹿央物産館・松井氏の熱意により生み出され、

既にヒット商品の兆し!地元の力強い売り出しもあり絶好調!!

 

さくら湯離れでは「池の間カフェ」を繁忙期のみ開催。

山鹿のスイーツを集約させた山鹿パフェや岳間茶も楽しめる!

 

「灯籠フォトポイント」(山鹿灯籠民芸館)では山鹿灯籠や灯籠モビールを使った展示室で写真撮影が楽しめる。

灯籠モビールが山鹿灯籠の新しい可能性を見せてくれた!

 

今年10周年を迎えた「たけんこ街道」との企画タイアップでは

鹿北の10店舗でタケノコ料理が楽しめ、紹介状を持って2店鋪目を訪れると「たけんこバッジ」プレゼント!

更には「山鹿あそびグッズ」として待望のマスキングテープ、灯籠温泉卓球うちわを発売!

マステも既に順調な売り上げの伸び!

 

「擬宝珠ランプづくりワークショップ」も追加!紙と糊だけで作る山鹿灯籠。

その一部を自分で作ってみると驚くほどあっという間に時間が経つと共に、

山鹿灯籠を見る目が変わる、超オススメのプログラム!

 

ちなみに昨年より販売しているVOL.1も改善!

「チブサンオブサンナイトツアー」は毎月キャンセル待ち、

「岩盤浴ヨガロック」も各回ほぼ満員、

昨年はほとんど売れなかった「灯篭モダンガール&モダンボーイ」も

山鹿あそびチケットを加えるなどして大きく売上を伸ばした。

広報面を引っ張りながらも利用者が伸び悩んでいた「灯籠温泉卓球」も

暖かくなりようやく利用者が増えてきた!

 

今後ますます人気になる「山鹿あそび」の詳しい情報は下記をチェック!

http://yamaga-tanbou.jp/asobi/

 

またGW以降の日程も近日発表予定!

夏休み特別プログラムも登場する予定なのでそちらも楽しみにしていてほしい!

 

人気ブログランキングへ

★トコナツ歩兵団公式HP http://www.tokonatsu.net/


★団長インタビュー
(前半)http://www.oricon.co.jp/news/2043715/full/
(後半)http://www.oricon.co.jp/news/2043924/full/

 

★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中
夏空ブランコ/著・渡部祐介


テーマ:

あらためて、大井川の堤防上に、

「蓬莱橋897.4茶屋」(静岡県島田市)OPEN!

 

あいにくの悪天候の中だったが、初日、2日目とも、

多くの関係者の方々、近隣の方々、そして観光客で賑わいを見せた!

 

テイクアウトの緑茶を黒板を見ながら選ぶゲスト。

渋谷ロフトと駿河湾沼津SAの実験がここに身を結ぶ!

 

eat inのサービスも想定していたより稼働。

 

オリジナルの茶箱什器はさっそくいくつか売ってほしいというオーダーも!

(まだまだそこまでは対応できず。。。追っていきたいところ)

 

階段の上からは俯瞰して、

少しだけいつもと違う大井川と蓬莱橋を眺められる!

 

地元でもこの浮世絵も見たことがない人がちょこちょことおり、

写真を撮ってくれる人が相次いだ。

 

島田市緑茶化計画も意識したステンドグラス風の丸窓は算木崩しデザインにて。

 

昨夏から関わり、たくさんの問題を皆で乗り越え、

こうしてOPENできた幸せを思う。

今回のプロジェクトに関わったトコナツメンバー。

左から建築設計の浅見敢也、プロデューサー補の佐藤博喜、プロデューサー渡部祐介、

ロゴ&CIデザインの前川ゆういち&あきこ、そして空間デザインのフルシタケンジ。

島田市の多くの方に、本当に多くの方に支えられて、プロジェクトに参加できた喜びに浸る。

 

書き足し可能な地図と黒板はイラスト・ツカノコウ。

 

そしてここからがスタート!

素敵なスタッフの皆さんと出会えた幸せも!

 

さてここからどれだけ稼げるか。

楽しみで仕方ない!

 

人気ブログランキングへ

★トコナツ歩兵団公式HP http://www.tokonatsu.net/


★団長インタビュー
(前半)http://www.oricon.co.jp/news/2043715/full/
(後半)http://www.oricon.co.jp/news/2043924/full/

 

★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中
夏空ブランコ/著・渡部祐介


テーマ:

ようやく全ての情報が解禁。

大井川に架かる世界最長の木造歩道橋・蓬莱橋のほとりで、

静岡県島田市の美味しい緑茶を飲む!

 

蓬莱橋の長さ897.4mにかけた「蓬莱橋897.4茶屋」がいよいよ3月20日(火)にOPEN!

 

昨夏から大河原建設株式会社さんと共にこのプロジェクトに携わることになり、

ものすごい短時間で建築設計と空間デザインを行わねばならなかった。

 

大井川ミズベリング協議会の皆さん、国土交通省、島田市、

蓬莱橋周辺で活動をされてきた市民の皆さんのおかげでここまでたどり着くことができた。

 

僕らが「島田市緑茶化計画」において実践してきた「SHIMADA GREEN Ci-TEA JAPAN at 渋谷ロフト」での試飲テストや「緑茶カフェ at 駿河湾沼津SA」での販売テストの結果も大いに反映させた。

 

 

予算上というより、スケジュール上、

残念ながら諦めざるを得なかったアイデアもたくさんある。

それでも、ここを利用してくれる多くのゲストのために良いと思われる選択をしてきた。

江戸期から現代に至るまでの時間の流れを落とし込んだ建築設計と空間デザイン。

美味しい緑茶を提供する茶畑モチーフのタイルを貼った移動式のカウンター、

1畳の縁台とオリジナル茶箱を組み合わせた移動可能な什器、

描き込み可能なマグネット式の黒板などなど。

大井川と蓬莱橋を俯瞰で眺めることができる階段もちょっとした仕掛けである。

 

僕らの仕事は契約書上は完了検査で終了だけれど茶屋の営業はOPEN日がスタート。

同時並行で蓬莱橋周辺で活動してきた市民の方々と共に、

運営上の様々なアドバイスをいただきながら、運営体制を構築してきた。

 

そうして生まれたのが「蓬莱橋897.4(やくなし)茶屋」である。

たくさんの観光客に静岡県島田市の美味しい緑茶を飲んで、素敵なお土産を買って帰ってほしい。

 

 

プロデューサー:渡部 祐介/プロデューサー補:佐藤 博喜/建築設計:浅見 敢也(アザミカツヤ)

空間デザイン:フルシタ ケンジ/CIデザイン:前川ゆういち&前川あきこ/イラスト:ツカノコウ

 

 

人気ブログランキングへ

★トコナツ歩兵団公式HP http://www.tokonatsu.net/


★団長インタビュー
(前半)http://www.oricon.co.jp/news/2043715/full/
(後半)http://www.oricon.co.jp/news/2043924/full/

 

★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中
夏空ブランコ/著・渡部祐介


テーマ:

ようやく春の気配の熊本県山鹿市へ。

 

チームは昨年同様。

1年ぶりに中島沙希ちゃんを山鹿に迎えての撮影である。

 

山鹿あそびの企画と、

沙希ちゃんを前面に出したトコナツ的に硬質かつPOPなグラフィックが、

山鹿あそびを大きく飛ばせた要因のひとつとも言われるだけに、

その意味で、嬉しい再会となった!!!

 

山鹿灯籠民芸館

 

鹿北地区の竹林

 

さくら湯・池の間

 

VOL.2のポスター&パンフレット、WEBの完成までもう少し。

楽しみに待っていてほしい。

 

 

人気ブログランキングへ

★トコナツ歩兵団公式HP http://www.tokonatsu.net/


★団長インタビュー
(前半)http://www.oricon.co.jp/news/2043715/full/
(後半)http://www.oricon.co.jp/news/2043924/full/

 

★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中
夏空ブランコ/著・渡部祐介


テーマ:

春一番が吹き荒れた関東地方。

年度末のため、次々とプロジェクトが解禁中。

 

そんな中、規模は大きくないけれど、昨年から進めてきた

建設コンサルタント大手・パシフィックコンサルタンツ株式会社(通称パシコン)との仕事が完成!

 

2018年リクルート用リーフレット(かつ普通の会社紹介にも使えるリーフレット!)

 

パシコンは一般には認知度は高くないものの、東名高速、羽田空港、中部国際空港、

アクアラインなどなど数多くのインフラを手がけている。

 

一昨年の「印旗沼ヒーローカード付き ちばエコニンジン」プロジェクト

http://tokonatsu.net/works/1148/

以来2度目となる今回は、

パシコンの仕事をもっと分かりやすくPOPに伝えてほしいという依頼。

リーフレットは、何より手に取ってもらわなきゃ、関心を持ってもらわなきゃ、全く意味をなさない。

 

まず僕のパシコンの印象は品格がありながら、自由闊達で挑戦をする社風。そして誰しも熱量が極めて高いということ!

 

これまで制作してきたリーフレットはいずれも全体像を伝えるものが多かったので、

より具体的なプロジェクトを通じて、より具体的に、パシコンを外部の人に知ってほしいと思った。

 

パシコンよりオススメされたプロジェクトは建設中の天龍峡大橋(長野県飯田市)。

これを設計した常務取締役 徳川 和彦さんへのインタビューを通じて、

インフラを設計することの壮大さときめ細かさ、面白さと苦労を、簡潔に伝えることを中身では試みている。

 

それにしても感じたのが徳川さんの橋梁設計への、

天龍峡大橋への、関わったスタッフたちへの愛である。

 

 

その昔、僕が大好きだった永瀬正敏さんを起用したテレビCMサントリーカクテルバーの名コピー「愛だろ、愛っ。」を思い出してしまうほどの愛。

 

僕らが手がけるプロジェクトはいっても数十億のレベル。

国が絡んだ土木設計となると桁が2つとか、3つとか違ってくる。

苦労は計り知れない。

でも徳川さんの話からは苦労よりも、挑戦とか楽しさという感情が伝わってくる。

 

そしてやっぱりプロジェクトには「ココ」っていうポイントが必ずあって、

そのポイントについての話でインタビューは大いに盛り上がった。

リーフレットにはもちろん全文掲載できず、その点は残念である。

 

 

社内では将軍と影で言われているとか、面白いエピソードも取り上げさせてもらった。

 

 

終わってみて改めて、これをシリーズ化できるととても面白いものができる気がしてならない。

 

そしていつかトコナツも、国のインフラをPOPに設計してみたいと思う今日この頃である。

 

 

人気ブログランキングへ

★トコナツ歩兵団公式HP http://www.tokonatsu.net/


★団長インタビュー
(前半)http://www.oricon.co.jp/news/2043715/full/
(後半)http://www.oricon.co.jp/news/2043924/full/

 

★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中
夏空ブランコ/著・渡部祐介


テーマ:

さて続けては、同じく熊本県山鹿市で来民渋うちわを、竹から作り続けている栗川亮一氏へのインタビュー。

 

「400年の歴史がありますからね。(中略)その時代時代にあった変化をやっていかないと続かない」

「来られたお客さんにどう感動を与えるかっていうのは常に考えるわけですね」

中島氏に続けて、栗川氏にも守るだけじゃない攻めの姿勢を学びました!

(山鹿あそびHPに記載されたものと同文 http://yamaga-tanbou.jp/asobi/

 

 

はじめに。

「山鹿あそび」では「灯籠温泉卓球」において、江戸時代からの伝統工芸である「来民渋うちわ」をラケットとして使わせていただきました。山鹿灯籠と来民渋うちわを使用した灯籠温泉卓球がいくつかのメディアでも取り上げられたり、観光客にも喜んでいただく一方で、市内の高校生から伝統工芸の扱い方として疑問の声が新聞に寄せられたりもしました。それも踏まえて、なぜ卓球のラケットとして「来民渋うちわ」を使うことができたのか。1889年創業の栗川商店・栗川 亮一さんにインタビューしました。

 

-山鹿あそび。

「400年の歴史がありますからね。それを受け継いでいくためには、作り手側がずっと同じものを提供すると廃れていくと思うんですよ。その時代時代にあった変化をやっていかないと続かない。若者が今なにを欲しているのか、世の中が何を求めているのか。我々が転換していかなければならず、それがオリジナリティになるっていうのをずっとやってきましたから。今、団扇なんて無くていい世の中だから、それをどう売っていくかという時に、そこに変化をつけなきゃいけない。だからこういうアイデア(山鹿あそび)は非常にいいと思いますよ。大いにこういうのに使ってもらっていいし、なんでも使っていい。これをすることによってうちの製品もまた違うアイデアが生まれてきたりもするわけです。そして伝統工芸をちゃんとわかってくれている学生が、ああ言ってくれるのもほんとにありがたいことだなと」

 

-伝えていきたいこと。

「とっかかりは何でもいいんです。知ってもらえるだけで1番いいと思いますので。団扇業界が廃れている時に、どうして私が団扇をやろうと思ったのかというと、柿渋なんですよ。江戸時代に日本だけの資源で物づくりをやってましたよね、鎖国してましたので。それで物を生産するのにとても足らないわけです。そのために長持ちさせるとか、大事に使うとかの知恵と工夫が生まれてきたわけですよ。それが柿渋だったわけですよね。その柿渋を今の子たちに伝えていきたいっていうのが1番の想いにあったわけです。団扇を通して物を大切に使うという知恵とか心とか、そういうのを伝えたいっていうのはありますよね。柿渋を自家製で作っているのはもううちだけじゃないかと思います。8月の頃に山に取りに行って。それを潰して、漬けて、漉(こ)して、そして甕(かめ)に入れて5年。5年ものを使う」

 

-外に向けてのPR。

「子供たちにレクチャーしたりはしますよね。体験させたり。熊本市の中学校や小学校に呼ばれて、団扇作りを体験させたりしています。ななつ星のツアーも毎週来てますよ。来られたお客さんにどう感動を与えるかっていうのは常に考えるわけですね。もちろん竹を、骨を割ったりするのも皆初めて見るでしょうからそこで感動を与えて。ななつ星もただ見学だけでは面白くないって、オリジナル団扇を作りましょうって、ななつ星のオリジナル団扇を作って、来た人の名前を書くとみんな感動して帰るから。香港の人も中国語の漢字で名前を全部書いてやったもんですごく感動して。キッカケになったのは団扇って冬場売れないじゃないですか。だから南半球で売ろうと思って、シドニーで展示会をやったわけですよ。その時にオーストラリアは日本びいきだから、団扇も歓迎してくれるんじゃないかな、欲しいんじゃないかなと思ってやったら、あまり食いつかなかった。そこで筆で相手の名前を漢字の当て字に直して書いてやったわけです。そしたら2,000人並んだ」

 

-これからの「来民渋うちわ」

「後継者は全然こないよ、伝統工芸だから。だからうちは1本釣りする。いろんな付き合いしていると、この子はって子が自然と出てくる。それでやってみないかと声をかける。どこでも伝統工芸なんて若手の後継者はほとんどいないんだからね。うちは若い人たちばっかりだから、いつ死んでもいい(笑)。やっぱり寄ってくるんですよ。物を作っていると。そうすると面白くなきゃいけないし、こちらも楽しい職場でなきゃならない。そうするとそこに『うわっ』て感動してくれるお客さんもいるしね」

 

(聞き手と写真:トコナツ歩兵団 渡部祐介)

 

人気ブログランキングへ

★トコナツ歩兵団公式HP http://www.tokonatsu.net/


★団長インタビュー
(前半)http://www.oricon.co.jp/news/2043715/full/
(後半)http://www.oricon.co.jp/news/2043924/full/

 

★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中
夏空ブランコ/著・渡部祐介


テーマ:

唐突だけれど、僕はインタビュー記事を読むのが好きである。

面白い活動をしている音楽家、スポーツ選手、俳優、政治家などの生の発言は

いつだって短い時間の中で僕を知らない世界へと連れて行ってくれる。

中でもザ・ローリングストーンズのギタリストであるキース・リチャーズのインタビューは秀逸だ。

彼の言葉はいつも素直で、子供のよう。

たまに深夜に取り出しては、心弾ませて読んでいたりする。

 

仕事柄いろんな先輩の話を聞く機会が多い。

そんな時間ほど面白いものはない。

業界は違ってもそこには多くの挑戦と失敗があり、その先に成功がある。

時には記憶の中で脚色され、美化されることもあるかもしれないが、

それらの物語の多くは、僕らの血となり糧となる。

 

昨年末に行った「山鹿あそび」関連のインタビューを続けて2つお届け。

山鹿灯籠師・中島 清 氏

「あんまり古びたことにこだわることはない」

「伝統をそのまま受け継いで変えたらいかんとかだったらね、絶対残っていないと思う」

話の中に垣間見える反骨精神に、僕はゾクゾクとさせられた!

(山鹿あそびHPに記載されたものと同文 http://yamaga-tanbou.jp/asobi/ )

 

 

-はじめに。

「山鹿あそび」では卓球やまち歩き、ヨガにて、室町時代から続く伝統工芸である「山鹿灯籠・金灯籠」を使わせていただきました。市民の皆さんから「金灯籠」を使って山鹿の名前を売り出すアイデアが出る一方、「山鹿灯籠」は容易に触れてはいけないものという空気もありました。別素材で金灯籠の複製品を作り観光プログラムで使うというアイデアが出た時、「本物を使ってほしい」という提案を頂いた灯籠師・中島清さんにインタビューしてきました。

 

-山鹿あそびについて

「どっちかというとあんまり古びたことにこだわることはない。例えば女性の灯籠師なんていなかったのが、今は女性の灯籠師もいますし。何年か前から奉納灯籠の担ぎ手に女性をもってきたのも私がやれやれって言ったんですけど。そういったものに対してはあまりこだわりはない。なんでかと言うと、俺が若い頃は年配の方たちに言われて、あちこちの物産展とかにしょっちゅう出てたもんですから。その辺はまあ、あちこち見てるからね。宣伝するにしたって町の中だけでやったって仕方ないっていう気はあったもんですからね。 偽物かぶってるとおかしいですしね。俺から言わせたら、何で本物かぶらないのって。使うのであれば本物を使ってもらった方がいいです。前の森川観光課長が灯籠を頭に乗っけて踊りをやろうと言い始めた人なんだよね。山鹿灯籠まつりというのは昔は山鹿の人たちが8月15、16日に自分たちが楽しんでやってた祭りなんだけど。森川さんがやり始めた頃から外に売り出そうって話しになった。その辺から一つぼんっと知られるようになってね。そろそろまたもうひとつ売り出さんといけないのかなと思う」

 

-伝統工芸のあり方について

「伝統工芸というものはですね、今伝産品が100とかあると思うんだけど、昔はまだいっぱいあったと思うんだけどね。残ってるのはね、ある程度変わってきてるわけですよ。全く同じものがそのまま300年も400年も続くわけないんだから。どっかで少し違う技術が入ってきたり、作り方が変わってきたりとかしてるわけですよね。そういうことを作り手が考えながらある程度変えてきたから、今残っているんであってね。伝統をそのまま受け継いで変えたらいかんとかだったらね、絶対残っていないと思う」

 

-山鹿灯籠で食べていくことについて

「俺らの若い頃は灯籠なんか作ったって飯食えなかったんだから。それをどうするかっていったら、やっぱり人が例えば1日1個作る所を1個半作ったり、2個作るような形にすれば、多少飯が食えるようになるじゃないですか。その辺のことを考えなければね。どこでもそうだろうけれども、行政だけじゃなくて、自分たちで売ってくために、販路も考えていかんといけないですからね。デパートの上の催事場に出て行って実演しながら。値段考えながら。そうは言ってもそんな売れなかったんだけど昔はね。それが今から先の宣伝の一つだと思ってやってきたからね」

 

-これからの山鹿灯籠について

「後継者が育つには販路っていうかね、物が売れなきゃダメじゃないですか。それを考えてやらないといけない。後継者を育成せい、育成せいって言って後継者を育成したって、その人が作った灯籠が売れるのかって言ったら売れない。そこをどうにかしてやらなきゃいけないし、自分で考えていかなければいけない。そこが難しいところ。こういう事言うとあれなんだけど、俺はやっぱり若い頃からデパートの催事に行ったり、ある程度あっちこっちテレビやメディアに出たりした。そうすると名前が売れてるからね、山鹿灯籠ってなると中島さんだって話になってくる。そうすると仕事は自ずとうちにくるわけですよ。これからはそういうことも考えていかないといけない」

 

(聞き手と写真:トコナツ歩兵団 渡部祐介)

 

人気ブログランキングへ

★トコナツ歩兵団公式HP http://www.tokonatsu.net/


★団長インタビュー
(前半)http://www.oricon.co.jp/news/2043715/full/
(後半)http://www.oricon.co.jp/news/2043924/full/

 

★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中
夏空ブランコ/著・渡部祐介


テーマ:

先週、東京も大雪の最中、佐渡へと行ってきた。

トコナツメンバーでもあり、佐渡を愛する空間編集者・佐藤博喜から

「佐渡に熱い方々に会ってほしい」と言われれば行かないわけにはいかない。

 

フェリーが出ない可能性があるからと新潟で前泊。

朝一のフェリーで佐渡に渡って、

「さどまるごとネットワーク 異業種交流・企業間連携ワークショップ」を行ってきた。

 

事務局である佐渡市地域振興課の方々のご尽力もあり、

雪の中にも関わらず60名ほどの佐渡でビジネスをやられている方々に集まっていただけた。

 

佐渡の人たちは奥ゆかしいと聞いていたものの、これがアツい!

トコナツの事例や考え方を紹介しながら、

当初想定していたメニューを大きく変更して、

異業種交流をしながら、佐渡ならではの面白いアイデアを生むワークショップを楽しんでもらった。

 

僕らトコナツはプロの企画プロデュース集団であり、エンターテインメントを生み出す集団である。

その僕らが普段どのように遊んだ企画を行っていくのか、少しだけ垣間見てもらえたと思う。

 

実際、かなり面白いアイデアがあったのも事実である。

大事なことは、それを実行するかしないかである。

 

ただ今回はトコナツから佐渡へのご挨拶、である。

佐渡を「元気に」するのは、佐渡の方々である。

僕らトコナツはそこに少しだけ「楽しく」する方法をお伝えしながら、

一緒に「元気に、楽しく」していければ幸せである。

 

ちなみに寒波によるフェリーの欠航ため、翌日からも2日間佐渡にいることとなった。

僕らが佐渡に渡った日の第一便からほぼ丸3日間欠航したことになる。

これは大変珍しいことだそうだ。

 

それにしてもワークショップのあとの2日間は、地域振興課の皆さんのおかげもあり、

様々な会社やお店にお邪魔したり、いろんな方々ともお会いすることができ、

結果的にはたくさんの佐渡を学ばせてもらう素晴らしい時間となった。

金鶴さんの蔵にもお邪魔させていただいたり、

 

蝋型鋳金の本間琢斎たちともお会いしたりした。

 

佐渡にはこれまでにも何度か訪れたこともあり、また鼓動の方々にトコナツメンバーが

お世話になっていた時期がある。

「佐藤と渡部で佐渡」と気付いて、博喜がクスクスと笑っていた(笑)

 

今後も佐渡との縁を楽しみたい!

 

人気ブログランキングへ

★トコナツ歩兵団公式HP http://www.tokonatsu.net/


★団長インタビュー
(前半)http://www.oricon.co.jp/news/2043715/full/
(後半)http://www.oricon.co.jp/news/2043924/full/

 

★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中
夏空ブランコ/著・渡部祐介


テーマ:

さて2018年も幕開け。

明けましておめでとうございます!

 

トコナツ歩兵団も毎年恒例の新年会を行い、

2010年夏の結成以来、8年目を絶賛行進中である。

 

いつもながら、今更ながらトコナツとはなんぞやとよく聞かれる。

「面白企画創造集団・トコナツ歩兵団」は会社ではない。

格好よく言えばクリエイティブユニットであり、

格好わるく言えばサークルみたいなものである。

 

団長である僕の職種はプランナー兼プロデューサーである。

メンバーはアウトドアイベンター、演出家、グラフィックデザイナー、

イラストレーター、カメラマン、空間デザイナー、建築家、旅行会社経営者など様々である。

元々は社内外の友人同士であり、仕事仲間である。

仕事をするなら楽しく、プロフェッショナルな仕事がしたい。

ニッポンを、セカイを、オモシロくしたい。

独立していようが、会社に属していようが関係ない。

そこでトコナツ歩兵団が結成された。

 

トコナツに来る依頼は様々だ。

最初の数年間は、販促物の制作、イベントが多く、

そこから新商品開発、新事業開発、コンサルティングが増え、

今は地域ブランディング、建築設計、都市開発へと軸足を移しつつある。

その合間に講演の依頼が入り、カーナビの開発が入り、新入社員向けの何かが入ったり、

ニンジンをPRしたりもする。

まあ賑やかにやっている。

 

それでも基本は変わらない。

仕事をするなら楽しく、プロフェッショナルな仕事がしたい。

ニッポンを、セカイを、オモシロくしたい。

 

2018年も楽しい年を創ろう!

 

人気ブログランキングへ

★トコナツ歩兵団公式HP http://www.tokonatsu.net/


★団長インタビュー
(前半)http://www.oricon.co.jp/news/2043715/full/
(後半)http://www.oricon.co.jp/news/2043924/full/

 

★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中
夏空ブランコ/著・渡部祐介


テーマ:

2017も年の瀬。

平成も30年で終わりを告げ、新しい元号が始まる。

今年も楽しく、そして忙しい毎日であった。

 

そんな1年の自分へのご褒美、というわけではないが、

盛大に1年を締めたいという思いもあり、

「秩父夜祭」に出かけた。

その昔、先輩に「関東に住んでいるなら一度は行くべき」と言われたことを思い出す。

 

トコナツの新メンバーでもあり、

一緒に蓬莱橋の設計デザインをしているアザミの地元が秩父ということもあり、

彼の案内で秩父夜祭を堪能した。

凛とした冬の夜に、煌びやかな山車が舞い、花火が打ち上がる。

 

この煌びやかさは、現代で言えばエレクトリカルパレードである。

だがエレクトリカルパレードとは違い、

祭はまだかろうじて荒々しい気配を残している。

 

日本の祭りは基本的に神々の荒ぶる魂を表現する。

少し前まではもっと猥雑で、もっとはち切れんばかりの気で充満していたはずだ。

ワンカップ片手の年配の男性が

「昔は山車も激しく、あちこちで喧嘩があるような、賑やかな祭りだったんだけどな」

とどこか寂しそうに言っていた。

繰り返すが、それでもまだ荒々しさはそこかしこに気配として漂っている。

無論今は子供づれでも安心して楽しめる祭である。

 

 

いずれにしても、秩父の夜は勇壮だった。

花火も盛大に上がり続け、一年の締めくくりに相応しい夜となった。

 

昔が良かったのか、今が良いのかは分からないが、

祭も時代に即して変化していくべきで、

その変化を恐れるとやがて廃れていってしまうのは、

多くの先人たちが言っていることだ。

先日インタビューさせてもらった灯籠師の中島清さんや、

団扇職人の栗川亮一さんも同じようなことをおっしゃっていた。

(インタビューは後日全文掲載する予定です)

 

話は変わるが、このブログはそもそも僕が集めている

寺社仏閣の社務所でのみ手に入れることができる手ぬぐい

(勝手に「オフィシャル手ぬぐい」と呼んでいる)を披露する場として始めた。

最近はすっかりそれらの話をすることはなくなってしまっているが、

それでも訪れた場所場所で僕はオフィシャル手ぬぐいを集め続けている。

 

秩父神社で手に入れたそれは、

社殿に彫られた江戸時代の伝説的名工・左甚五郎作と伝わる「つなぎの龍」

を染め抜いた素敵な一品。

秩父神社の社殿はそれにしても見事だった。

 

 

狙っていないのに、

そのあたりのお土産屋を遥かに超えるこの品質と感性に、

僕は今日も脱帽するのである。

 

皆さん、良い年をお迎えください。

 

人気ブログランキングへ

★トコナツ歩兵団公式HP http://www.tokonatsu.net/


★団長インタビュー
(前半)http://www.oricon.co.jp/news/2043715/full/
(後半)http://www.oricon.co.jp/news/2043924/full/

 

★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中
夏空ブランコ/著・渡部祐介

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

    ブログをはじめる

    たくさんの芸能人・有名人が
    書いているAmebaブログを
    無料で簡単にはじめることができます。

    公式トップブロガーへ応募

    多くの方にご紹介したいブログを
    執筆する方を「公式トップブロガー」
    として認定しております。

    芸能人・有名人ブログを開設

    Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
    ご希望される著名人の方/事務所様を
    随時募集しております。