【夏海のお部屋】精神薬の完全断薬から丸10年の軌跡

【夏海のお部屋】精神薬の完全断薬から丸10年の軌跡

夏海のお部屋へようこそ

あなたは、あなたのままで良いんだよ

毎日頑張って生きてるよね、私たち。

頑張っていても、頑張れない日も、あなたのことが大好きです。

阪神大震災があり、同じ年に地下鉄サリン事件があり、その後流産しました。
その翌年のお正月明け
祖母が亡くなって お葬式をし、火葬場に行って全てが終わったときに
今まで溜まっていたストレスの限界が来て、パニック状態になりました。

何で泣いているのか判らず、ヒステリックに泣いて・・・

パニック特有の 『体の中に冷たい血液が流れている感覚』を 初めて体験し、
自分の体の中に もう一つ 冷たい体がある って感覚は、葬儀の後だけに恐怖で、

何者かに取り憑かれてしまったと思いました。

数ヶ月の間 色んな病院に行き、やっと『怖いもの』の正体を教えて貰えました。

それは うつ病

何だか判らなかった『怖いもの』 に やっと 名前ができました。

それは 『病気』 で、 何と 『治せるもの』であると 医者は言いました。

それも 軽いうつ病』だと。


その診断によってやっとスタートラインに立てた私の戦いの模様を みなさんに提供します。


そして、2014年のお正月
19年かかって、やっと薬から卒業することができました。
また、二度と再発なんてしないこと が やっと判りました。

私の経験談が
闘病中や 減薬中 断薬中で 苦しんでいる方のお役に立てたら幸いです。

まだうつ病真っ盛りの頃に、大きな会社の名古屋支店で働いていて、駅から門までの沢山の人と歩く通勤途中に思いました。


「糖尿病や高血圧では常時服薬しているのを『当たり前』としているのに、精神薬を飲んでいることを後ろめたく感じないといけないのは理不尽だ」と。

(2024.09.09下書き)



スーパーを出たら凄い月と凄い雲が



丁度その頃にね、『寛解(かんかい)』と言う言葉を覚えてね、


私はその言葉に飛びついたのよ。



「うつ病でも良いじゃん」

「(精神)薬飲んでて何が悪い!」



高血圧の人が、心臓病の人が、糖尿病の人が、

薬を飲むことをやめろなんてアドバイスをされることなんてなく、

飲み続けることに罪悪感を持たされないのに、


何でうつ病の私が症状を抑える為に飲んでいる薬は良くないと言われ、後ろめたく思わないといけないんだ!と、毎日腹を立てていて、


飲み続けても良い理由を、

罪悪感を抱かなくても良い、

後ろめたさを感じなくても良い理由を、


ほら!こんな理由からだよと公に説明できる『何か』が欲しかったので、


寛解(かんかい)』と言う便利な言葉は、本当に有り難く思いました。



でもね、よく考えて。



寛解(かんかい)』って、

完治を目指さない、目標をズラす為の言葉なのよ。



あなたの病気(うつ病)は治らないから、薬を飲んで上手に付き合いましょうねって、


治らない前提の言葉だって気づいてますか?



薬を飲ませると言う大前提があり、

そこに誘導する為のキャッチフレーズは、

流石に流行を作り出す言葉のプロが作り出すだけあって

「これこれ!」と思えるような

便利な、嬉しい、有り難い言葉なんですよね。



抑うつ状態をうつ病と言う病気にさせて、

治らない病気だと思わせるのが、

精神医療の在り方。



それはなぜか?



薬を飲ませ続けて売り上げを安定的に得たいからです。



と言う目で見てみて。



他の病院のように、治らない患者さんに対して

治る為の工夫をしているか?

治る為の指導を行っているか?



工夫もなく、

もう少し様子を見てみましょう

と言う気休めの言葉を言い続けていないか?



【編集後記】


今朝は体中が筋肉痛で、え?なんで?と思っていたら、

昨日は豚の餌やりの日で、

小分けする為のバケツを忘れて牧場に行ってしまい、

20kgの餌袋3袋分をそのまま抱えて豚舎の窓口から餌を投入する無茶をしたんですよね。



いつもなら3回+残りくらいで小分けしてる餌を。



この階段に登って1袋と、

豚舎の右側にある窓から2袋。



雨が本降りにならないうちに済ませたかったので、取りに帰るのか迷って、袋のままやろうと決めて。



無茶な体の使い方をしちゃったな😓