あと2日で2016年も終わり!
劇団鹿殺し活動15周年をお祝いしてきた1年がついに幕!
去年の今頃は第1作目、「キルミーアゲイン」の稽古に明け暮れていたなあ。31日も1日も。
まるで旗揚げ公演の作品のように、もっと!もっと出てくるんじゃないか!と
アイデアを掘り起こしに朝夜ファミレス、それ以外は稽古場にこもって。ほぼデニーズに住んでる感じだったな・・・。1日がすごい長いやら、時間足りないやら。
今年はどの作品もいつも以上に特別な思いがあったので、1年もすごく長く感じたなあ。
上京すぐの2年間に続いて、長く感じる1年だったような。
濃かった・・・。一緒にやれたゲストのみんなにも本当に感謝です。
1年中、ライブも劇場公演もイベントも、来てくれてる皆さんに祝福をしてもらっているようで、
とても幸せだったです。
楽しみにしてくれている人がいる幸福をひしひし実感するからこそ作品作りは過酷だったけど、
そんなプレッシャーもらえる様になっているとは、本当に野放しだった旗揚げ当初には想像もつかないことだったしね。
そんな今年の忘年会は本当にみんな良い顔をしていて、この1年でメンバーもいろんなことに挑戦してすごく意識が変わったし、尊敬しあえるようになったんじゃないかなあ。
それも幸せだった。
16年目もこの幸せを大切に、信じるところをみんなで突き詰めて行きたいなあと思います。
15年間、そしてこの1年、本当にありがとうございました。
15年経ってもまだこれかーとがっかりすることも多いけど、嬉しいこともたくさんの15年間。
さあ、次の5年が始まるど!
来年もいい出会いと挑戦とをいっぱいして、最高の忘年会できますように★
世界の平和を祈りつつ、
ではではみなさま、良いお年を。
「名なしの侍」、終わっちゃったんだなあと2週間経ってようやく実感。
本当にめくるめく日々でした。
稽古からここまで止まらない公演は初めて。
15周年、初のサンシャイン劇場。
強くて優しくて大きな拍手に毎日幸せをもらいました。
怒涛すぎて、みんなとごはんなんてひとっつもいけなかったけど、
こうして振り返って自慢に思える作品がひとつ生まれることが一番の幸せだよね。
大阪も近いし、お客さんも熱いしでめちゃくちゃ楽しかった。
そしてなんといってもサンシャイン劇場の奥行に響く鹿バンド、鹿楽隊の音の響き。
ああこれが聞きたくって大きな劇場でやりたかったんだよなあと思い出していました。
キャパシティだけが成功の証じゃないけど、その劇場だから作れるものがあるからね、
好きな劇場でやれる力はそれを期待してくれるたくさんのお客さんとの信頼関係を築くことでしか
得られないからね。
早く早く力が欲しいと思っていました。
だからサンシャインを実現させてくれたお客さんの数はやっぱり劇団鹿殺しの誇りです。
一人ひとりのきとくで熱い思いを感じるからこそ、数は力だって思うのです。
見たい、見せたい作品はたくさんあるし、それにぴったりの場所をまたひとつひとつ見つけて行きたいなと思います。
鹿殺しが借りた劇場で、鹿殺しにしかできない作品を、メンバーとそれを期待してくれたお客さんと作り上げること、
それが劇団公演なのです。
さてそんな想像するだに壮大な「お芝居作り」をしている劇団鹿殺し、劇団員を募集します。
今回はスタッフのみを志望する人も広く募集します。
鹿殺しのスタッフワークは過酷です。だけど、唯一無二のクオリティを持っています。
作品のためにここまで迷わず努力を続けられるスタッフを、私は他に知らないです。
どんなプロのスタッフさんも最後の最後まで作家演出家の作る作品に寄り添い続けることは至難の業です。
その気持ちを持ち続けるのが一番難しいから、それさえ自信があればもしも今は素人でも、
きっと演劇界全体で大活躍するスタッフになれると思います。
どんどんチャレンジしてね。
俳優志望のみなさんも同じです。
劇団鹿殺しの俳優にとって最も必要なことは創造力。生まれつつある作品のもっとも高い理想を自分で追求し続けられるか、その一行、一つの演出の中にどれだけのメッセージを読み取って膨らませられるか、それを楽しみ続けられるのか、
それは「このメンバーでしか作れないものがある!」と信じ続ける力。
ひいては「だから世界一になる!」っていうね。
そんな野心が真ん中にある人はぜひぜひ飛び込んできてください。
劇団鹿殺しの看板俳優になるのか、若手劇団員になるのか、入団後、一年ずつの目標も自分次第です。
新たな才能との出会いを心より楽しみにしてます。
詳しくは劇団鹿殺しのHPを見てね。
最後に九州や中部、東北、北海道のみなさん!
遠くからのご参加をお待ちしています!
東京のみの開催となりますが、鹿殺しはほぼみんな東京以外の出身者で、東京から離れてるからこそ感じる気持ちをのっけたお芝居を作っています。
故郷を離れてさびしいけれどだからこそ作れる故郷のお芝居があるからね、
あなたにしか表現できない作品があります。ぜひぜひ。
さあ「名なし」ロスはさびしいけど、新たな一歩にわくわくしつつ、
全力充電!