ネオ新木場大会にて | 女子プロレスラー 夏樹☆たいようの日刊いいはなし新聞

ネオ新木場大会にて

昨日はパッションレッドとしてリングに上がったにも関わらず、自分達でその名に恥じる闘いをしてしまって申し訳ありませんでした。

あんな試合をしてあんな負け方をして、今まで一緒に積み重ねてきたものは何だったんだろうと…悔しくてたまりませんでした。

ここ最近色々考える事が多かったけど、頭そるより心をそれと、改めて自分に言い聞かせて…変わらずこの道を進んで行きたいと思います。

パッションレッドは『情熱』があってこそのパッションレッドなんだと自分は思ってます。『情』を忘れ『熱』さえあればいいと思ったら大間違いなんだ。

残念なことに『情』の部分は、見ることも触ることもできなくて、個人個人が認識するものだと思う。

確かに個人の認識の問題だけど、チームの中では、色んな亀裂を生んだ。

認識がない人に認識させることは難しいし、どんな道理を説いても無理な事なんだと思ってしまった。

だから最後は離れた方がお互いの為!
そう思って引き止めなかった。

はっきり言って理解し合えなかったのは、方向性やスタイルや思考の問題なんかじゃない。
そんなもの全く同じレスラーなんて居ないし、違ったからこそ個性を刺激し合い、お互いをリスペクトしながらやってきたはずだった。

でもいつの間にか崩れてた。
それは仲間として、人としての道理の問題だった。

語る言葉はたいそう立派なことばかり。個人としてはやるべき事はやっていたのかもしれない。だけどもその姿勢には筋が通っていなかった。

闘いにそんなもの必要ないと思うかもしれないけど、うちらは殺し合いをやっている訳ではないし、特にチームとしてやっていく上では、必要な信頼関係が壊れてしまったなと思う。

悲しいけど、ここまで一緒にやってこれて良かったと思ってるし、感謝してる。

応援してきてくれた皆にも同じ気持ちだし、今のこの決断が良かった事だと思ってもらえるよう頑張って行くので、これからも宜しくお願いしますm(__)m

自分は自分達の知らない時代だろうが、先賢の方々が繋いで下さったこの道。
これは今のプロレス界を生きる自分達も遵守して、次の代に受け継いでいかなきゃけない『部分』もあると思うので、その『部分』を背負いながらもぶち壊し自分の実力で変化をさせていく事ができるように。
それが自分にとってのパッションレッドであり、それはハイスピードにも通ずるもだと思ってこれからも突き進んで行きます!!!