こんにちは!

ふふふーん、ジジシータを戦略的誘拐して、私の部屋に連れ込みましたー( *`ω´)

捕らえるのは骨が折れましたが、なんとか…

しかし、部屋に放つなり、家具を色々いじくりまわしてくれちゃって…
せっかく掃除したばかりだったのにぃ(T ^ T)

「猫は放っておくのがいい」
と風の噂で聞きましたので、その通りにしていましたところ、数分待たずしてベットの下の暗がりから二匹揃って出てきてくれました!!

わぁい(((o(*゜▽゜*)o)))

私の座っていた座椅子の方へ恐る恐る近づいて来ましたので、これはチャンス到来か!?思い、モフモフしたい衝動を必死に抑えながら経過を見守っていたら…ですね。

私が彼らのひょこひょこ動く姿(主に耳)に気を取られた一瞬の隙を突かれて、持っていかれてしまったのです!!


ジャパニーズ SENBEI!!


机の上に無造作におかれていたそれを、シータが咥え、即座にベットの下に隠れてしまいました。
奥の方へ潜って行ったらしく、手を延ばしても、ハンガーで長さを稼いでも、到底届かない位置に陣取っていました。

幸い、煎餅は包装されていましたので、そう簡単に食べられることも無いのですが、放っておけば いつあの心許ない薄い包装が破れてしまうかわかりません。
この時、夏川の脳裏には、彼らに包装を破られ襲われたどら焼きの、無惨な姿が浮かんでいました。
あの凄惨な過去を、もう一度繰り返すのは嫌だ!私は必死に猫らに交渉します。

「にゃー達は完全に包囲されている!その、せんべいを持って、今すぐここから出て来なさーい!」

しかし、猫は応じません。

もはや、これまでかっ…
夏川の頭に「降参」のふた文字が上がった丁度その時。
足元におかれたビニール袋を蹴ってしまったらしく、聞き慣れたカサリという音がしました。

ー この瞬間、ベットの奥の彼らが、その音に対し興味を露わにした事を、夏川は見逃しませんでした。

すぐさまビニール袋を手に取ると、ベットの隙間からよく見えるようにして、上下左右、様々な方向へ、カサカサ、カサカサと音を立てながら揺らし始めました。

その効果は絶大で、暗がりの中の彼らは目を光らせて強い反応を示します。
更に続けると、遂に、意地悪な黒猫ジジが釣れました!

私は、ジジをつまんでベットの上へやり、続いて降伏した策士シータもひっとらえ、正義の名の下に鉄槌(えくすとりーむもふもふ)を食らわせたのです!!

これに懲りたのか、私の手から這うように逃げ出したジジが、ベットの奥からせんべいを咥えて出てきました。

こうして、「ベット立て篭もり事件」は幕をおろし、被害者せんべいは無傷のまま保護されたのです。

これにて、一件落着かな。
あ、めでたしめでたしぃー。

ばいニャーんす( ´ ▽ ` )ノ