悠久のとき ~古代に想いを馳せて~
ナターシャのブログ

 素材:ソーダライト、天然石ビーズ、ワイヤー(金色・銀色)
お嫁入りしました!


ご依頼を受けての創作です。
イメージは、大海。そして、大陸。時のながれ。うねり。
阿波忌部族。


阿波忌部族ってご存知ですか?

昨年の12月、ちょっと独特な徳島ツアーに参加しました。
題して『女神ツアー』
実は邪馬台国は徳島にあった。という説に基づいたツアーでした。
卑弥呼の墓と言われる場所。卑弥呼が祈りを捧げたという岩。
女神が祭られた神社。などなど。

そんな中で、阿波忌部(あわいんべ)族の存在を知りました。
彼らは、古代、北イスラエル10部族の流れを汲んでいて、
悠久のときを海を渡り四国に到着し、そこで国を造ったという説があるとのこと。
彼らは、原住民と争うことなく惜しみなくその智慧や技術を提供し、
共存する形で国を拡大していきました。
なんと、その勢力は千葉方面にまで及びます。

この話に興味深々だったところ、旅行でご一緒してご縁を頂いた友人が千葉の房総半島へ
忌部族の足跡を辿ろうと誘ってくださったので、ワクワクしながら行ってきました。
そこで、阿波神社など忌部族の足跡を残すものが数多く存在していることを知りました。
日本人でありながら、そういう歴史を知らずにいたのですが、今回知ることで感じたのは、
私達日本人は皆、わずかながらでもそのDNAを持っており、共生する(共に生む)力があるということ。
日本人のルーツって案外あいまいなところがあるのだけれどこういう説を聴くと、ちょっぴり
誇らしく感じてしまう私でした。

でも、考えてみれば、世界中がひとつのルーツをもっているのだから皆が素晴らしい資質を持っていて、
それを思い出し生かすことで共存共栄の世界が実現するってことかしら。
どこどこの国がっていうのはちょっと違うのかもね。

さて、
徳島旅行、そして房総半島への旅行をする中で友人から忌部族をイメージした
ものを作成して欲しいとの依頼を受けたのです。

そこで、創ったのがこのペンダントトップです。

手が動くに任せて創りました。

身につけて古代に想いを馳せて楽しんでくれると嬉しいなぁ