品川近視クリニック レーシック手術の後遺症(週刊文春)  

こんどは「週刊文春」に「院内感染だけではなかった 被害者9人の告白」
「年間45万人が施術 「レーシック 視力回復 手術」が危ない」
と特集記事が掲載された。(2009年8月6日号)

さて前に掲載した「週刊新潮」の記事より、今回の「週刊文春」の記事の方が我々にとっては重大なのです。
それは「品川近視クリニック」が『過矯正』後遺症患者を多数出しながら「手術後・後遺症へのずさんな対応」について書かれているからです。

【以下記事より抜粋】

田中さん(仮名)がレーシック手術を受けたのは2007年のこと。理由はいまかけている近視用眼鏡にわずらわしさを感じていたから。術前は医師から「手術に特に問題はありません」などと説明された。

「自分では裸眼で生活できるようになると思っていました。ところが手術後すぐに違和感があり、手元が全く見えない。パソコンも画面が眩しくてほとんどできない。
おかしいと思ってクリニックの医師に相談しても『様子を見ましょう』と言われるだけでした」

症状は何ヶ月経っても変わることがなかった。大学病院で診察したところ「調節緊張」と診断された。
田中さんの目は手術の結果、近視から遠視になっていて、無理に遠視の状態に合わせようとするために視力を調整する眼筋に大きな負担がかかっていたのだ。

<ドライアイに頭痛に背中の痛み>

「一年くらいすると肩こりとか背中の痛みとかも酷くなってきました。ドライアイも酷く、ときに目が開けられないほど染みる症状がでる。当時、仕事をしていたのですが、休憩も取れないので、仕事を辞めることになってしまいました」

大学病院からは調節緊張をとるために遠視用眼鏡を処方された。田中さんはレーシック手術を受けて眼鏡がいらない生活を送るはずが、二十代であるにも拘わらず老眼鏡のような眼鏡をかけて生活することを余儀なくされてしまったのだ。


取材に応じてくれた患者はみな「品クリは十分なアフターケアをしてくれない」と不満を訴える。
不調を抱える患者は「難民」としてレーシック後遺症を救ってくれる病院を探すことになる。

「安心安全」なはずの手術で、なぜこのような不具合が発生するのか。

そもそもレーシックとは角膜にレーザーを当て、光の屈折を矯正することで視力を回復させる手術である。
レーザーの照射時間が長いほど矯正も強くなるが、その分角膜は削れて薄くなる。

レーシックの後遺症に苦しむ患者の診察をしているある眼科医は遠視や調整緊張になる原因は
視力を出しすぎる「過矯正」に問題があると指摘する。

「うちにくる患者はみな症状が共通しています。手元が見えない。中間距離が見えない。車酔いのような頭痛、吐き気。そのほとんどは『過矯正』が原因です」

日本眼科学会常務理事の筑波大学・大鹿哲郎教授はこう解説する。「手術の翌日からクリアに見えることを求めると、過矯正になりやすい。翌日クリアに見えればハッピーと思うかもしれませんが、その状態が続くと疲れてしまうのです。2.0の度数に合わせた眼鏡をかけると頭が痛くなるのと同じで、矯正で2.0の視力を求めてはいけないのです。」


「週刊文春」の記事によると「品川近視クリニック」の手術は全体的に『過矯正』に行われているようで、その「後遺症」が多くの人に出ていると言う。
名古屋アイクリニック中村友昭院長談

「常に過矯正でレーシックをやっているクリニックがあるので、どうしても一定数の患者に後遺症が出続けるのです。ウチだけでも、月に八十~百人の後遺症を持つ患者さんがいらっしゃいます」
「本来、患者に適応した視力でレーシックを行えば、それほど問題は起きない。」

なんと月に100人もの人が『過矯正』の後遺症でこのクリニックを訪れていると言う!!
全国ではどれほどの数になるのだろうか?想像しただけでも恐ろしい!!


-まだまだ続きます-

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