花粉症に効く食べ物【レンコン】

れんこん、私大好きなんです～

最近スーパーの店頭にも新物が並びだしました

穴があいていることから「見通しがきく」として、

お正月やお祝いの席で昔から縁起物として食べられてきました。



【どんな効果があるの？】

レンコンの表面にある黒ずみだったり黒い斑点は

ポリフェノールの一種『カテキン』です。

レンコンの黒ずみの原因となるアクの成分は

これもポリフェノールの一種の『タンニン』。

タンニンは、炎症を抑えるなどの効果があるとされています。

抗炎症作用

花粉症患者620人を対象にした実験で、

れんこんの成分をお茶やみそ汁に入れて、9週間摂取してもらったところ、

3か月間でなんと81％の人に花粉症の症状の改善が見られました

花粉症などのアレルギー症状を抑え、

血液中のアレルギー症状の抗体量が減っていたそうです。

（埼玉医科大学調べ）



止血・収れん作用

タンニンには他にも止血・収れん作用があり、

胃潰瘍、十二指腸潰瘍、血便、鼻血などにも効果的なんだとか

1日40g、輪切りで3つほど食べ続けると、約2週間で効果が出始めるとか。

煮物などを作り置きして、毎日少しずつ食べるといいかもしれませんね！



粘膜を整える

レンコンに豊富に含まれる『ビタミンC』や

レンコンを切った時の粘り成分である『ムチン』は、

粘膜を健康な状態に保つとされます。

レンコンの汁を鼻の粘膜に直接塗るのも、効果が期待できると言われていて、

れんこんを皮ごとすりおろしてガーゼなどで濾し、

その搾り汁を綿棒などで鼻の内側に直接塗れば、鼻づまりの解消につながります。

アンチエイジング

レンコンは抗酸化作用があるポリフェノールを豊富に含んでいて、

肌のハリを保つ働きをするコラーゲンの生産を助けたり、

シミやそばかすを予防してくれるビタミンＣも豊富。

含まれているビタミンCの量はレモン果汁に匹敵するほどです。

ヒアルロン酸量を増やしてくれる効果も期待できます

若々しく美しい肌の維持には欠かせない成分がたっぷりです！




他にも色いろ

レンコンは食物繊維が豊富で、腸のぜん動運動を高めて便通を促すほか、

腸内に発生する発がん物質の排泄などの効果も期待できます。

また、塩分の排出を助けるカリウムが多く含まれ、

血圧の上昇を抑える働きがあります。

【どんなものを選ぶといいの？】

ふっくらと太めで丸みがあるもの。

皮はクリーム色のものが良品とされています。

不自然に白いものは漂白されている場合があるので、

なるべく避けましょう。

９月から出回る新れんこんはアクが少なく、

みずみずしい味を楽しむことができます。

薄切りにしたものをサッとゆでてマリネやサラダ、あるいは揚げ物向きです。

秋の中旬になると、れんこんの身が固くなり始めます。

レンコンのビタミンCは、実は加熱に強いので、調理に適しているんですよ

【レンコンの保存方法は？】

湿らせた新聞紙に包んだものをポリ袋に入れて、

冷暗所か冷蔵庫で保存すると、1週間保存できます。

冷凍の場合、２～５ミリほどの輪切りにし、

ゆでてから密閉できる保存袋に入れて冷凍させれば、

１か月程保存できます。

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