トリノ五輪、僕は面白いと思うのですが…… | 那須日記ブログ編

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職場では、「日本選手が活躍しないから、夜更かししてまで見ませんよ」という声が聞こえるトリノ五輪。

確かにメダルラッシュに沸いたアテネ五輪と違い、日本勢はなかなか表彰台に上がれませんが、僕は見ていて結構面白いなあ、と感じています。

皆さんはいかがでしょうか?



今日はこれから高橋大輔が出る男子フィギュアスケートがありますが、SPでトップに立ったプルシェンコの演技は、見ていて本当にすごかったなあ、と感じました。

あたかも、完璧という言葉は彼のためにある、という感じで。


4回転-3回転の連続ジャンプも何の造作も無くスパッとやってしまうし、見ていて安心できるというか。

ステップも、個々の技の細かな演技も(顔の表情を含めて)、表現力豊かだったし。

こういうものすごい演技がいろんな競技で見られる、という点が、五輪の最大のメリットなんでしょうね。


なお、高橋大輔もSPでは5位だけれど、ステップやスピンはプルシェンコに勝るとも劣らない素晴らしいものを見せていたと思います。

また、日本人つながりでは、上村愛子のコーク720が綺麗に決まり、、「こんなすごい技ができるんだぁ」という単純な感動も覚えました。


ちなみに、普段はスポーツの話題を交わさない会社の事務の女性も、スノーボードで上位を飾った米国選手らのテクニックのすさまじさを目の当たりにして、衝撃を受けたようでした。



どうしても日本人選手の表彰台を願うあまり、心のどこかに「日本人以外の選手たちは失敗してくれないかな」という気持ちが脳裏をかすめてしまうことがありますが、あまりそういう邪道な見方をせずに、各競技でトップクラスの選手たちの共演を楽しもう、という目で残りの期間、見ていこうかと思います。


各選手がそうした素晴らしいパフォーマンスをした上で、日本人選手が上位につけていたら、より喜びも大きくなるでしょうし。



さてさて、今夜は正直ノーマークだったスピードスケート女子団体追い抜きがあります。結果はどうなりましょうか?


ではでは。



沢木 耕太郎
冠 OLYMPIC GAMES