最近、いろんなものに執着がなくなってきて、
歳なのかなぁって思います。
人一倍、「幸せになりたい」気持ちが強くて
それが原動力であった私にとっては
なんだか生きる執着すら感じなくなり、
だからといってみずから命を絶とうとか
そんなことは思わないのだけど、
ささやかなことに幸せは感じるし
今の状態であることは幸せなんだと充分思うけど
未来が少なくなっていくことが
希望や夢が小さくなってきているからでしょうか。
現実的にやれることのほうを重視しているからなのか、
今の職場にきて、超現実を毎日見ていて
希望を持つことのほうが辛かったりしているからなのか、
以前ほど強烈にこうなりたい、というものが減ってきて
この心境の変化ってなんなんだろう。
どっちにいってもさほど後悔ないし、
どっちにいってもさほど変わらないなとか。
幸せに貪欲だった私にとって大きな変化。
追い求めるより、来るものに対して
柔軟に対応していく幸せ。
身の丈を知り、こんなもんだよ私って思える気楽さ。
結局人生どうにかなるし、どうにでもなる。
一生懸命戦ってどうにかした、というより
力まずに、焦ったってしょうがないし
だいじょうぶだよって思える。
例えば、車で運転しててガソリンが底をついて
ランプがついていたら、それで3日も走っていたら、
以前の私だったら、心配で心配で早く満タンにするために
あちこちかけずり回って、スタンドを探していたし
その前に最悪の事態を想定して青ざめて冷静じゃなくなっていた。
でも今は、まぁ用事足してからでもいいかぁ
車止まっても、JAFとか読んでどうにかなるさぁ
最低限人に迷惑かけなければ。
自分だけのことだし。
そう、自分だけのことだから
生きることに執着がもてなくなっているのかぁ
誰かを支えるため、責任のあることをしているため
そんな生きがいがあれば生きてく張り合いになるのね。
誰かに必要とされるって大事。