こんにちは、
【NATURAL BASIC】 倉敷京子です^^
自分の持っている個性と、装うものの個性が調和すると、
自分の個性と外見が一致し、「唯一無二」な雰囲気になれます。
この、自分の個性と、装いが調和している状態が、「似合っている」という状態です。
でも、その「自分の個性」って、自分ではわかりにくいもの。
だから、「私に似合うものってどんなものなの?」って探し求めている人は多いのだと思います。
■似合うものを知るための観点
似合うものを知るには、自分の個性を客観的に見ることが必要です。
言い換えれば「自分以外の目線で自分を見る」ということです。
「自分を他人と見立て、無感情で見つめてみる」という観点になります。
客観的にみる方法のひとつとして、印象分析では、印象を「強 ⇔ 弱」で分類することがあります。
「強」は文字通り、強い印象なので、比較的分かりやすいです。
ところが、「弱」というと、何か文字だけを見ると、弱々しい、マイナスイメージを抱くかもしれません。
でも、それは「強」の対極にある、「弱」という、強い個性だとも言えるのです。
こう考えると、「弱」は強烈な個性なんです。
■「似合う」を知るひとつの見方---「動」と「静」
「強」「弱」は、言い換えると、「動」と「静」と解釈できます。
「強」は動、「弱」は静、という個性なんです。
「静」の例。
例えば、日本庭園や・・・
和室に漂うような雰囲気
これが「静」です。
しっとり、おちついた独特の感じがありますよね。
これは「静」という「強い個性」を持っていると言えるのです。
■自分の個性を装いで表現するには…
この、「動」と「静」。
洋服では、
― 洋服に動きを持たせたほうが似合うのか、
― 動きを持たせない方が似合うのか、
というところで表現できるのです。
「動」の印象の強い人には、裾が開いた服や、歩くとなびくような服の方が調和しやすいです。
逆に、「静」の印象に寄っていくに従って、裾が閉じた服、タイトな服の方が調和しやすいのです。
■洋服の「動」「静」の違い
例えば、「静」の代表例で上げたのが、「和」の雰囲気でした。
和の服である、「着物」を想像してみてください。
裾は、閉じていますよね。
もし、「動」のイメージの強い応援団が、タイトな服だったら、たぶん、その「躍動感」は出ません。
逆に、和服が、オランダの民族衣装のように、開いたものであったなら、おそらく、日本庭園や和室、琴の音色にはそぐわないものだったでしょう。
日本では、どちらかというと「静」を「美」と感じる傾向があるため、「静寂感」が根底に漂っていますね。
これが「一貫性のある静としての美」というわけなんです。
【 動 】イメージ
【 静 】イメージ
動・静の違いが伝わりますか??
自分の持つ、キャラクター性や、人間味が、「静」魅力の方には、
全体のシルエットを□型や、▽型の、
裾の閉じたシルエットにまとめる方が「らしさ」が出るので、魅力が増します。
逆に、「動」魅力の方には、△形や台形の、裾を開いたシルエットにまとめる方が、より魅力が増します。
「静」は「静」を極め、
「動」は「動」を極めることが、ポイントなんです。
■これからは、「パーソナル・テイスト」という観点が必要です
今回は、印象分析のひとつの例として、「強」「弱」を例に上げました。
比較がわかりやすいよう、「強」「弱」の極端な例を上げましたが、実際には、一概に「強」「弱」では語れない、「中間の人」もたくさんいます。
わたしも、その「中間の人」のひとりです。
その「中間の人」たちこそ、本当に自分に似合うもの、真に似合うものを探し求めているのではないでしょうか。
自分自身の「人となり」を、より見た目から伝える手段として、これからは「パーソナル・テイスト」という観点が必要になってきます。
同業種の事業者の中から、お客様が「ここにしよう!」と最終的に選ぶ際には、「人柄がよさそうだったから」「自分に合いそうだったから」など、人のイメージで選ぶようになってきました。
私自身も、お医者さんを選ぶときにネットで検索し、
「あ、このお医者さんにしよう」と選んだのは、最終的に「この人なら任せられそうだな」「私に向き合ってきちんと診断してくれそうだな」という「人」で選んだ経験があります。
このように、「選択する」段階になると、
「どんな人なのか」に着目するようになってきているんですね。
特に、プロフィール写真では、
「あ、この人なら、私の話をじっくり聞いてくれそうだな」
「あ、この人なら、厳しいかもしれないけど、確実に導いてくれそうだな」「この人なら、楽しくすすめられそうだな」
など、人としての魅力・人としての持ち味を正しく伝える必要があります。
「印象をより良くする」ということに加えて、
「人間味をより正確に伝える」という観点での「似合う」の構築が必要になってくると思っています。
■ご紹介
「パーソナル・テイスト」診断は、
「似合う」を次の観点から構築したい方に、特におススメです。
§ プロフィール写真で個性を正確に伝えたい方
§ ファッション全体を一貫性のあるもので統一したい方
§ 「似合う」を体系的に理解したい方
§ 既に似合うものについて知識があるが、ときどき失敗もあるため、似合うものと、その理由を知りたい方
§ 「似合う」について、なぜ、どうして、という理由を知りたい方
<パーソナル・テイスト診断> 全二回 35,000
0.事前: カウンセリング(メール)
1.一回目: ヒアリング、「テイスト」の説明、似合う傾向の診断
その後、私の方でテイストの決定&ご提案書の作成を行います。
(1か月程いただきます)
2.二回目: ご提案書をもとに、ご説明
(色、配色、柄、生地感、シルエット全てをお伝えします)
ご提案書: A4 ファイル 1冊
3.アフターサービス: 1か月間フリーでメール相談をお受けします。
― もう一度聞きたい箇所がある、
― この服とこの服、どちらが良いか(画像添付)、
その他、アイデアでご活用ください)
*正確な分析と、提案書作成のため約1か月頂戴します。
1か月を空け、お好きな二日間を設定してください。