予報によると今週は春に移り変わる
1週間みたいですね。
確かに日中は暖かく感じる日もありますが
夜中はまだまだ冷え込みます。
季節の変わり目っていうのかな?
みなさん体調にはくれぐれもお気をつけ下さい。
風邪予防は腸の調子を良くした方が良いと
最近聞いたので毎日ヨーグルトを摂取して
いるオイラです(´・ω・`)
やっと下痢なおってきたのにヨーグルトでまた
お腹がグルグルですw
予防になるといいんだが。
今回は前回の続きでナルズS14の作業を
行っていきます。
前回無事燃料タンクが載り、あと少しで完了と
なりましたが、よからぬ妄想が爆発し
全く予定にはなかった計画が発動しました。
リアメンバーの補強を行います!
同時にメンバー上げ&リジット化も
やっちゃいます!!
前までは過激な走行などをせず一般走行だけなら
シルビア系のリアメンバーなんて割れたりする事なんて
皆無でした。
しかし最近は年式的にも距離的にもストリートのみ走行車でも
割れるケースが増えてきたらしいです。
パワー上げて太いハイグリップタイヤなんか履くと
よく割れるとも聞くね。
ナルズS14はまだ割れはありませんでしたが
これからまだまだ乗り続けるので予防には越した事は
ないかと。
あとシャコタンにしてるからしょうがないって
言えばしょうがないんだけどアームのバンザイ角度が
きつすぎる。ドラシャも心配になってきたし。
マフラーもやたら段差で打つし。
じゃあメンバー上げで多少緩和しましょうって事に
なりました。
まず補強するパーツ
GPスポーツメンバーサポート
ド定番ですがGPのを使用しました。
オイラ現物を初めてみましたが意外とプレートは
薄かったです。もっと厚いのかと思った。
まぁ厚すぎても補強が勝っちゃうからこの位の
厚みがベストなんだろうと勝手に解釈w
厚みは約2㎜位だったかな。
このパーツは溶接で装着になります。
この位の溶接ならメンバー自体の歪みは
影響はそんな無いと思いますが万が一がありますので
先にメンバーブッシュの作業を先にやります。
メンバー曲げちゃったらなおすの大変だしね。
てか僅かな歪みなんて目視でわからん。
メンバー上げとリジット化のため
メンバーブッシュの交換をします。
ヤナック アルミリジットブッシュ
ジュラルミンで出来た無垢のアルミブッシュです。
当初純正ブッシュを抜き鉄板を切り出して溶接し
リジット化にしようかと計画していました。
色々経験者に聞くと溶接するもんだから切り出した
鉄板が歪んだりしてピッタリボディにつかなくなる事も
あるみたい。あと強度的にも不安もあるし。そら中身空洞に
なるんだからね。
ブッシュの上下をカットし中身は残した状態で鉄板溶接して
蓋をするといったやり方もありますがブッシュ残すもんだから
後々オイル吹いたり(純正ブッシュはゴム部にシリコングリス?
オイル?だかが封入してあります)
つける鉄板の厚み分、メンバーがボディに近づかないといった
事があるみたい。
やった事のある方で久しぶりにメンバー降ろしたら
溶接でつけた鉄板のところがクラックだらけだった。なんて
事も聞きました。
そんじゃ安心確実なアルミリジットで行こうかと。
オイラはヤナック製をチョイスしました。
ヤフ○クなどでも同じ様な商品がヤナックの半額くらいで
売られてたりもしますが
やはり安物は精度が悪かったり素材が粗悪だったり
するみたいですね。柔らかいのかズレたり穴が大きくなっちゃうと
いった事もあるみたいだし。
だったら
少し高価ですが安心なヤナック製にしました。
さてこの作業の一番の難所、
リアメンバーブッシュ抜きです。
S14のリアメンバーのブッシュは計4個あります。
圧入されているブッシュなのでハンマーで叩こうが
ビクともしないと思います。
プレスで抜いていきます。
が…
抜けません!!ズガーン∑(゚□゚;)
プレスがぼっこれる寸前くらいまで
チャレンジしましたがこれ以上圧かけると
メンバーが曲がりそう。
どうしよう…
すっかりプレスで抜けるもんだと
おもてたよ。
悩んでもしょうがないんで昔ながら?の方法で
抜くことにします。
久しぶりにやるなーこの作業w
抜けましたb
メンバーブッシュのゴム部分をバーナーで
焼きます。ある程度焼けてゴム部分が無くなって
きたら芯の筒をハンマーで叩いて抜きます。
それでもブッシュの周りの鉄部分は残りますので
それを中から切り込みを入れ叩いて抜きました。
結果こっちの方法の方が楽な感じがする。
元のメンバーにもダメージ少ないし。
焼いてる時間が少しかかるくらいで叩いて抜くのも
すぐ抜けるしね。切り込みはオイラはエアソーで
切ったのでラクショーでした。
でも熱で塗装がパリパリになっちゃうから
再塗装しないとね。
さて抜けたので次はリジットブッシュを
入れます。
入れ入れ
まっすぐ入れるようにすれば、なんら難しい事も
ありません。
ゆっくり無理なく挿入していけば元まで
ぴったり入りきると思います。
(またしても表現がゲスイwww)
お気づきな方もいると思いますが
よーく見てみるとアルミブッシュの向きが逆です。
本来ならアルミブッシュはメンバーの上側から
入れるのですがオイラはあえて下側から入れてます。
そう掟破りの逆入れですd(・∀・)
なぜ逆入れしたかと言いますと
ヤナック製のアルミブッシュには上下向きがあり
本来上になるところはツバがあります。
そのツバが約10mm位あります。
ちゃんとした向きでブッシュを組むと
メンバーとボディの隙間にそのツバ分が
ある訳です。
逆を言えば
ブッシュを逆に組めば、そのツバ分の厚みも
無くなるのでメンバーとボディの隙間は
全く無くなる訳です。
そうすればボディにメンバーが直付けされて
いる感じになるのでメンバーが上がるのです。
メンバーも上がるしリジットにもなるし
一石二鳥ですね!
これが出来るのでヤナック製にしたってのも
あるし。他メーカーだと逆組みできない感じなのが
多かった。
ブッシュを入れたらGPのプレートを溶接。
それとプラスして自分なりのところに
補強の板とか溶接しました。
この時は雪降ってた日だったので
寒くて寒くて画像を撮り忘れました。
スマヌ(´・ω・`)
だって手は悴みまくりで体はブルブルに
寒いのに溶接の熱で汗だくとかw
画像どころではなかったぜ。
リアメンバーが仕上がったら
塗装します。
塗装
みなさんリアメンバーは加工すると
色を派手派手にする方多いですね。
オイラは社外に換えたパーツとかだったら
いいんですが下回りのメンバーとか基本黒が
いいです。
黒っていうか目立たない方が良いかな。
しかもメンバーってアームつくしね。
つけるとき絶対傷がつくだろうし。
てか案の定傷だらけになったしw
黒だったら後から手軽にシャーシーブラックスプレーとかで
シャーってなおせるしね。
でもリアメンバーは車のボディ用の2液で
塗ってます。せっかくなんでw
お陰でビカビカw
調子にのってクリアまで吹いちまったぜw
チュルチュルw
塗装が乾いて仕上がったら
いよいよ装着と参ります。
おっと
その前に…
ブッシュ部プレート
アルミリジットを逆入れしてありますので
メンバーとブッシュはツラになりません。
画像をよく見てもらうとわかりますが
メンバーよりブッシュは少し下にある感じです。
※入れきれてない訳ではありません。きっちり奥まで
圧入してあります。
このままつけるとメンバーのブッシュ取付部の
周りのみボディと接触しアルミブッシュ部の面と
ボディとの間に空間ができてしまう事になります。
そうすると
メンバーのブッシュ取付部のふちに力がかかる
事になります。ボディから伸びてるメンバー取り付けの
ボルトにもよくないでしょう。
なのでオイラは隙間を埋めるアルミ板を
製作。
ちょうと隙間が2㎜でしたので2㎜のアルミ板から
切り出しました。
装着したら予想通りバッチリでした。
完成
いきなりですが完成です。
ボディとメンバーの間が無くなるまで
メンバー上げしても燃料タンクとの接触も
ありませんでした。
やった加工って言ったらリアアッパーアームが
動くところの逃げ加工くらいですかね。
あたりそうなところをハンマーで叩き曲げて
やる感じです。
ちなみにS14とS15のボディでしたら逃げはアッパーの
ところだけで済みますがS13だとアッパーと
トラクションロッドのところも逃げ作らないと
ダメみたいです。
アライメントをそのままで組みましたが
メンバーが上がったため、エライ狂いました。
キャンバーは立つ方向になります。
まぁトーもキャスターも全部狂います。
車高も変化します。
そらアームの支点が上がる訳ですからね。
装着より
その後のアライメントの方がオイラは
大変に思った(´・ω・`)
ナルズS14はアライメント数値はもちろん、
フェンダーとかに干渉する問題もあるから大変。
基準値ではダメなので独自の数値で調整します。
かなりの時間を要しました。
そんな苦労もあり
お陰さまで狙い通りにヽ(゚▽゚*)乂(*゚▽゚)ノ
すごいバンザイが解消されました!
以前の状態(作業前)
今まではアームとかバンザイでした。
見づらいけどドラシャの角度も良くないですね。
こもままだとドラシャのブーツとか切れそう。
今回(作業後)
ここまでバンザイは解消されました。
車高は以前と1㎜と変化はありません。
すばらすいヽ(`∀´)ノ ウヒョー
試乗した感じは
アームがちゃんと動いてるのを感じとれる
と思いましたがブッシュのリジットを同時にやったので
振動が増えたといった感じが大きかったです。
たしかに乗り心地は悪くなりました。
元々固めの足なのでオイラ的には
少し悪くなったといった印象です。
あと路面のギャップを拾いやすいですね。そりゃリジットに
なって逃げ場無いから仕方ないですけど。
あと
アクセルオンオフでデフの作動音が変わったり
リアタイヤの荷重のかかり方がよくわかるように
なりました。
Uターンするようにリアを流してみたりしましたが
前よりなんていうんだろ?やりやすいっていうのかな?
動きは確かによくなってると思います。
リアメンバーの補強でGPのプレートつけたり
その他に板やらなんやら溶接したので、けっこーな
重量増になっているはずですけど
例によって鈍感なオイラは重量による変化は
わかりませんでしたw
これにて作業終了になります。
今回の作業は苦労したかいがあるほど
効果が期待できる作業です。
メリットだらけな作業ですが
もちろんデメリットもありますね。
乗っててのデメリットは先ほども書きましたが
騒音と振動ですね。
車的なデメリットはリアメンバーを上げると
マフラーの吊りが使えなくなる事です。
マフラーの吊りはシルビア系だとリアメンバーに
2ヶ所マフラーの吊りがあります。
メンバー上げしますと約10~12㎜メンバーが上がりますので
吊りが届かなくなる訳です。
リアバンパー裏の吊りはボディからはえているので
今まで通り使えるからマフラーがつけられなく
なる事はないですが、吊りが4個から2個になるので
不安もありますね。
つけられなくなるメンバーの吊り部分の2ヶ所ですが
フックではなくネジ式のタイプになります。(マフラー側はフックだけどね)
なので延長ステーを作ってみたり長いタイプの
マフラーブッシュを使えば大丈夫です。
でもせっかくメンバー上げして最低地上高も
稼げたのにマフラーが今まで通りだったら
メンバーは擦らなくなるけどマフラーは今まで
通りガリガリです。
次回、その辺をやっていきたいと思います。
マフラーも地上高稼いじまおうぜ!みたいな。
色々加工していきます。
お楽しみに♪
それでは
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
【 P.S. 】
本日10日水曜日で本来定休日になるのですが
明日11日木曜日に用事ができて休業する事に
なってしまったので本日は営業しております。
明日11日(木)祝日は休業になります。
ご了承お願いします。