最近めっきり冷え込んで
一昨日？だっけな？ちらっと雪なんて
降っちゃったりね。
来週とかも雪怪しいみたいなんでそ？
雪だけはマジ勘弁してもらいたいです。
一気に仕事動かなくなっちゃうしね。
そろそろスタッドレスに履き替えようと
しているんだけど今だ夏用タイヤな
オイラです(´・ω・`)
自分の車だと
後回しにしちゃうぜ。
今回はビュート（K11マーチ）の修理です。
ちょっと色々やったので長編になる
予感です。
まだまだK11は乗っていらっしゃる方は
多いので参考になればどうぞ。
実は今回のビュートは車検で入庫。
前回の車検時に消耗品を沢山交換していて
それから走行した距離も短いので
すぐに終わる車検と思ってました。
今だデスビを使っているカワイイエンジンです
入庫して
まずボンネット開けてみたら
あれ？クーラントのサブタンクが
空っぽ！
スッカラカン！
さらに下回りを洗浄しようと
ジャッキアップしてみると
エンジン下部がオイルでべったり！
オイル漏れもおこしているようです。
あらら･･･こらタイヘン(´；ω；｀)
とりま原因チェックですね。
チェック
まず水漏れチェック。
テスターで圧をかけて漏れチェックしてみます。
当初ラジエターのカシメかな～？なんて
思ってましたが、全然違いました。
ミッション下部
ちょうどエンジンとミッションの繋がってるあたり、
ミッションのハウジングの下部に
クーラントが滴り落ちています。
アップ
色的にも完全にクーラントですね。
洗浄してエンジンかけて10分位でこんな感じ。
オーナーが最近近所しか乗らないから（3ｋｍ程度）
なんとかオーバーヒートしなかったんでしょう。
この漏れ具合でしたら普通に長距離使ってたらアウトでしたね。
でも漏れているのは
わかるんですが漏れ箇所がイマイチ
わからない。
わからないというか
ずんげー見づらいところから漏れている。
色々部品を外し
さらにチェック。
非常にわかりずらい画像ですが
オイル漏れの箇所を発見しました。
画像はエンジンのエキマニを下から
覗いた感じです。
ヘッドとブロックの間からオイルが漏れて
いるようです。
画像では１回洗浄しているので
こんな感じですが最初はオイルで
べったりでした。
こっちの方がわかりやすいかも
これはエンジン上からエキマニの間を
覗いたところです。
ウェッティなのがわかります。
しかもオイルだけではなく
なんと
ここからクーラントも漏れているようです。
щ(ﾟﾛﾟщ) ｵｰﾏｲｶﾞｰｯ!!
こちらもわかりずらい画像ですが
エンジンのインマニ下部、セルモーター側の
下から覗いたところです。
ここのヘッドとブロックの合わせからも
オイルが漏れております。
オイルはダダ漏れというより
じんわり漏れている感じ。
ここからオイルが漏れているので
セルモーターのハーネスやミッションの
ハウジングの後ろ側なんてオイルで
ベロベロになってました。
ここまでわかると
察しのよい貴兄なら既にわかると
思いますが
オイル＆水漏れの原因は
「ヘッドガズケット抜け」です。
簡易チェックですが
エンジンオイルにもクーラントは混じって
いないしクーラントにもオイルは混じってない。
（と思う。クーラントの方は判断わかりにくいけど）
一応圧縮も測ってみたけど基準値でした。
ヘッドガスケットはシリンダー側（内側）に
抜けているのではなく
外側に抜けていると思われます。
こりゃ～エライこっちゃ(；´Д｀)
その後、チェックを続けていくと
オイルパンからのオイル漏れも発見！
画像は撮り忘れましたが
クランクプーリーの下のところの
ブロックとオイルパンの繋ぎ目から
漏れてます。
CG系のエンジンはここ漏りますね。
漏れまではいかなくても滲みは絶対
あります。
今回は滲み程度ではなく
結構酷い状態なので修理しないとダメな
レベル。
お客様と相談し修理する事になりました。
ヘッドガスケットとオイルパン修理を
行います。
文章で書くと簡単そうですが
実際はエライ大変な作業だと思います。
でもこのエンジン（CGA13)は
オーソドックスなエンジンの構造ですので
基本さえわかっていればさほど難しい事では
ありません。
って事で
次回から作業に取りかかります。
簡単に終わって安価で済むと
思った車検。
蓋を開けてみればエライ事に･･･
こういったケースもあるんです。
実際、いつから漏れていたかは
不明ですが車検時に発見して
よかったのかも。
発見が遅れてれば最悪オーバーヒートして
エンジンブローですからね。
んでは次回に続きます。
それでは
(*￣▽￣)ﾉ~~ ﾏﾀﾈｰ♪