揺れるゆれる! | おバカな2人の二人三脚

おバカな2人の二人三脚

 ふたりで楽しいお気楽生活。 胸を張って前を向いて歩きましょ。

目黒防災センター

土曜日は全国各地で「5月中旬から6月下旬の気温」と言われるほどの暖かさ。
ここ東京では、昼に24℃を超えました。

なるは朝から遊びたそうにソワソワしていたので、出掛けることにしました。
たしかに、この陽気で家にいるのは勿体無い。
で、選んだ場所は 駒沢公園 。 ウチから近い割りに、行ったことがないから。

都内でも有数の公園とあって、ものすごい人。
おバカな2人の二人三脚-駒沢公園
ジョギングする人、サイクリングする人、梅の木の下でマッタリする人などなど。

僕たちは公園の周りをぐるっと一回り歩いただけですが、汗をかいて、ちょっと運動した気分になりました。

   *   *   *

その帰り。
学芸大学駅に向かっていると、
「地震の学習館」 と書かれた建物があり、見学できるようだったので、入ってみました。

各地で起こった震災の写真パネルとかが展示されてるぐらいだろうと思ったのですが、いろいろな設備が用意されていて、かなりリアル感のある疑似体験スペースとなっていました。
おまけに、館内では職員がずっと案内に付いてくれます。

地震体験、初期消火体験、煙体験などのコーナーがあり、順番に体験させてもらいましたが、どれも初体験だったので、不謹慎ながらワクワクしました。

煙体験は、煙が充満した建物を避難するというシミュレーションですが、ほんとに煙って先が見えないんだと実感しました。
しゃがみ歩きしたため、途中でポケットから財布を落としちゃって。 気がついたものの周りは煙の海でなかなか見つけられず、職員の方も探してくれて無事救出しましたが、とんだオマケ体験が付いちゃいました。
地震体験では、いろんな震度や、いろんな場所(屋外、ビル、家の中など)のシチュエーションで揺れを体験します。 中でも 『阪神・淡路大震災の揺れ体験』 は想像以上でした。 なると思わず 「これ、マジ?」 って顔を見合わせしまったほど。
そんな僕たちを見ながら、満足そうに笑っている職員のおじさんが印象的でした。

煙にしても地震にしても、これが現実なら、かなりパニックになるだろうなと 「学習」 しました。
この「地震の学習館」、目黒区の防災センターに併設されたものですが、区の施設とは思えないほどの充実ぶりです。 区民以外でも利用でき、おまけに無料。 かなり穴場な存在です。

地震というものが、いつ、どこに、どれぐらいの規模で発生するかはわかりません。
でも、発生に備えて日ごろから意識を持つことは可能です。
また、起きてしまったときに、慌てず何をすべきか、を今のうちに学んでおくことも可能です。
そういったことを理解する上で、こういう施設は役に立つと思います。