前回、ナリの家に行った時に誰かと一緒に住んでる気配があった。
ハルがナリの家に居る間、
女は荷物を持って友達の家にでも転がり込んでいたんだと思う。
ナリの家で1人、本を読もうと本棚から1冊の本を手に取った。
その時1枚のポストカードが本の間からでてきた。
「Dear.○○(女の名前)
2人の家だよ。今年は出会えて本当によかった。
来年からは2人で生きて行こう!」
そのカードを見たとき、驚愕した。
その時、女の存在を知った。
ナリにそのカードを問い詰めると、
「彼女と出会って、これからの人生を考えさせられた。
彼女の考え方、生き方を尊敬してる。
だからって、彼女と生きていくとかじゃない。
実際、このカードを送ってないし…
いろいろ考えたけど、
俺はこれから先もハルと生きて行こうと思ってる!」
3ヶ月前、ナリはそう言っていた。
女にはハルとは違う何かがあるんだろう…
ハルがどうこう言ってもナリ気持ちは変えられない。
ナリの気持ちはナリ自身のものだから…
3ヶ月前、ハルは女と一緒に住んでいたんだと感じながらも、
ナリの言葉を信じていた。
「一緒に住んでいる。」
今回そう聞いた時、かなりショックだった…
その女は、ナリの新しい仕事のパートナー。
今回の帰宅してた間も、仕事のことでいろいろ電話で話をしていた。
それは仕事だから仕方が無いこと…
でも、ナリにとって女は仕事のパートナーだけど、
それ以上に恋愛感情がある。
それは女も同じ…
その女はナリにハルという奥さんがいることを知っている。
ちなみに女は独身。
そして不倫経験者らしい。(ナリ談)
ナリとの関係をどう考えているのかは分からないけど、
女がハルと同じ立場になったら、どう思うのか教えて欲しい…
女にそう聞きたい!
「ハルはこれから、どうしたいの?」
自分で自分に問いかけてみる。
ナリが他の彼女と住んでることは耐え難いこと。
ナリ自身もハルという奥さんがいるのに、
女と住んじゃいけないことだって解っている。
だけど…
もうすぐ、今のアパートの契約がきれるらしく、
今、引っ越し先を探してる最中のナリ。
「次の引っ越し先では絶対に女と住まないで!」
「分かったよ。」
でも、ほんとのトコはナリと女にしか分からない…
6月中旬には引っ越しが終わっている予定。
先日、ナリを空港まで送って行った。
「ナリ、ハルに頑張れ!って言って…」
ナリにそう言うと、
「そんな悲しいこと言うなよ。離れ離れだけど、また2人頑張ろうぜ!」
ナリは優しくそう言ってハルを抱きしめてくれた。
でも空港でナリを見送った時、
女が待っている場所へナリを送り出すのかと思ったら、
胸が張り裂けそうなくらい苦しかった。
1人になった今でも、苦しくて辛くて仕方が無い…
毎日、泣いてばかりいるハルです。
注:ナリ自身は一緒に住んでる女を“彼女”とは言いません。
解りやすいようにblogでは“彼女”としているだけで、
ナリは“○○ちゃん”と言います…